和痛分娩で出産した第一子と
ソフロロジー式分娩法で出産した第二子。
比較すれば第二子の方が痛みは感じたものの、
出産を終えた直後は多幸感でいっぱいでした。
産後の処置が始まりこれで痛みからも解放…と思っていましたが
まさかの胎盤が出てこない!
無言の処置が続いたのち、
「このまま出てこないと危険だから」
のちに知ったことですが、
後産と呼ばれる胎盤の排出がうまくなされず子宮内に胎盤が残って
大量出血を引き起こし母体に危険が及んだり、
子宮全摘出手術を行わなくてはならないこともあるとのこと。
二度目の出産だというのに、
深刻な先生たちの表情にただただ困惑。
そして、
【胎盤用手剥離】
腹の上からは胎盤を剥がそうとグリグリ押され、
下からは直接突っ込んだ手でかき回される感覚。
(一刻を争うのでもちろん麻酔なし)
痛さのあまりまた正気に戻る。
いつになったら終わるんだと泣き叫ぶ私に
「でも残っちゃうと危険だから頑張って」と淡々と促す先生たち。
出産の痛さから解放されたとほっと胸をなでおろしていた矢先、
出産より圧倒的に痛いことが襲ってくるなんて!!!
絶叫を繰り返しようやく胎盤が出て来た頃には放心状態。
血だらけの先生の腕を眺めながら意識が遠のくのを感じました。
出産で力を使い果たしたと思っていたところにこの事態だったので
気力はほとんど残っておらず、
最低限の人たち(主人と両家の双方の親)
力尽き、その日は泥のように眠りました(笑)
処置してくださった医師には感謝の気持ちでいっぱいです。
産後胎盤がすんなり出てこないこともあるということを知っていた
防げるものではありませんが、事前に知識として持っていることは心構えにもなると思い体験談と
著者:mito
年齢:30代
子どもの年齢:3歳、0歳
インスタグラム:@sitter_nico
ブログ:意識低い系妻のワンオペ育児