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息子が拾ってくるセミの死骸がベランダに散乱…“なんちゃって標本”にして飾ることに! byユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。夏休み真っ只中ですね。
昨年の夏休み、レジャーなどに出かけられない中でどう過ごしていたか思い返してみると、よく子供と一緒に家の周りをふらふら散歩していました。 

散歩中、よく目にしたのはセミの抜け殻。

 

子供がいない頃はあまり意識していませんでしたが、セミの抜け殻って大量にあるものなんですね。木の枝に、花壇の葉っぱに、マンションの外壁に、果ては自転車にまでくっついていて、出かける度に「こんなところに!」と驚きました。

幼稚園でセミの抜け殻を集めてる子がいると聞いたこともあり、秋のどんぐり拾いのように子供の趣味(?)の一つになったら楽しそうなので「持って帰ってみる?」と誘ってみると、

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「絶対やだ!気持ち悪いし、すごく怖い!」と触るのも断固拒否。
息子は根本的にそんなに虫が好きじゃないので、こういうのもダメなんだな~、まあ苦手なら仕方ないな~と思ったのですが……。

別の日にまた家の近くを散歩していると、道の真ん中に力尽きたセミの姿が。避けて通ろうとしたところ、突然息子が目をキラキラさせて「これ、持って帰りたい!」と言い出したのです。
抜け殻は怖くて気持ち悪くて触れないのに、死骸はウキウキで手にする息子。我が子ながら基準がわかりません。
どうも抜け殻は見慣れない形をしているから怖いけど、死骸はよく見るセミそのものの姿だから惹かれるようです。よくわかりません。

その後も外へ出る度にセミの亡骸を見つけては嬉しそうにポケットに入れていました。いやポケットに入れないでほしい。

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そうして拾ったセミの死骸がどこへ行ったかというと、我が家のベランダ。
うちではベランダが息子の”宝物”置き場となっていて、綺麗な小石だの多種多様などんぐりだの木の実だのが年中放置されているのですが、去年の夏はセミの死骸が散乱していて正に墓場のようでした。しかも日に日に増えていくし……。

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この惨状はあんまりだったので一緒に片付けることにしたのですが、「せっかくだから標本っぽく飾ったらいいのでは!?」と突然の閃きが。

早速、子供と一緒にネットや図書館で簡単な作り方を調査。
本格的な標本を作るには防虫剤や錆びない針などが必要だそうですが、今回はワンシーズン飾っておくだけの「なんちゃって標本」にして、材料も最低限だけを用意することにしました。
結果、買ったのは100円ショップの標本ケースと長めの針だけ。

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セミを洗って汚れを落とし(あと一応家にあった消毒液で表面を拭きました)、しっかり乾かしたらピンで刺します。これで「なんちゃって標本」の完成です。簡単すぎる!

きちんとした標本は、ぬるま湯につけて虫の体を柔らかくし、足を伸ばして綺麗な形に固定するそうです。足や羽が欠損していない死骸を入手し、細い足が折れないようピンセットで丁寧に伸ばすなど、本来は根気や繊細さが要求される作業なんですね。

今回は長期保存するつもりはなかったので防腐&防虫処理はしておらず、状態が悪くなったら処分しようと思っていましたが、意外にも一年たった今も綺麗な状態のままです。
(でも長く置いておきたい場合は防虫剤を用意した方がいいと思います。虫が湧いたら地獄なので……)


大した手間もかけていませんが、息子は満足げで、夏休み明けの幼稚園では「標本を作ったんだよ!」と鼻高々だったようです。先生に「標本作ったって聞きました!すごいですね」と言われましたが、道に落ちていたセミさんを針で百均の箱にぶっ刺しただけなので何もすごくはありません!でも息子が喜んでいて私も嬉しかったです。

めちゃくちゃ簡単でしたが、息子にとっては心に残る作業だったようだし、夏らしくていい思い出になったかなと思います。

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今年もまた標本を作るかもしれないので、今度はもうちょっとだけ本格的に、形を整えたりしてみようかな?と計画中です。
派手なレジャーに行けない分、家で虫の死骸をいじくり回すぞ~!(言い方)

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著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:5歳

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

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