息子は2歳半まで夜泣きがあった。
2年半と文字にしてしまうと「別に?」とサラリと流せそうなものだが、私にとっては乳幼児のお世話がトラウマになるほどちょっと辛い思い出である…。
連日寝不足でふらふら、いつ終わるか分からない夜泣きに毎日ぐったり。
そんな夜泣きに苦しんでいた当時、ママ友からちょいと小耳にはさんだことが…
「夜泣きひどい子おねしょ少ない説」
である。
これはどういう理由から!?
本当なの!?
と、ちょっと「是非とも詳しく!!」と食い気味になったが…
「あ、でも聞いた話だから信憑性はないんだけどね」
とあっさり言い放ち「わはは」と笑う友人。
ズコー!である。
でも、育児のこういう「ちょっとした都市伝説!?」的なもの、探してみると結構ある気がする。
赤ちゃんの頃白髪があると幸せな子になるとか、1歳の選び取りカードで「〇〇を選び取ると〇〇になる!」とか、ネガティブ系だったら3歳児神話とかもきっとそんな類であろう。
育児都市伝説…信じるか信じないかはあなたしだい…!!
そんな
「夜泣きがひどい子はおねしょが少ない」説。
都市伝説だろうけど本当だったらいいなぁ…、くらいに頭の片隅にちょこんと置きながら毎晩息子の夜泣き対応をしていた。
そして月日は流れ、夜泣きを卒業しトイトレを終え、3歳になった夏のある日である。
息子自ら
「夜もパンツで寝たい」
と言いだした。
トイトレを終えたばかりで大丈夫だろうか…?
「トイトレ卒業と夜のオムツ外れは別問題」
と聞いていた。
トイトレは平均で大体3歳を目安に終わるが、夜のおねしょ卒業は人によってさまざま。
おねしょ卒業への道は長いと聞いていたので、取りあえず気休めの防水シーツを敷き、シーツの替えも近くに置いておいた。
ドキドキ。
そしてその日の夜…
お!?
起きたぁぁぁぁ!!
おねしょをせず、自ら尿意申告である。
夜中起きてまで!!
そう、夜泣きがあった子おねしょ少ない説
「息子の眠りが浅いため、尿意に気づく」
という理由で、我が家では、都市伝説が伝説ではなく「確信」になった。
赤ちゃんの頃からちょっとの物音や、部屋の暑さ寒さで起きる息子。
それが原因で2歳半までしょっちゅう目を覚まし、起きて泣いていた。
その敏感さは今も変わらず、外を走るバイクの音でビクッと目が覚めたり、「背中が痒い~」なんてことで起こされる時もある。
「喉が渇いた〜」でも起きる。
(ちなみ夜中起きた出来事、本人に自覚はあまりないらしい)
よって尿意が起きればこれまた目を覚ます。
目の覚ましやすさが原因だった夜泣き。
それがまさかおねしょ防止につながるとは…!!
どうだろう、こんな事例我が家だけだろうか。
もし今「子の夜泣きが辛い…」なんてお母さん達がいらしたら
「ひょっとしてひょっとするとお宅のお子さん、おねしょ少ないかもよ…?」
と実例1件の都市伝説をちょいとささやきたい。
信じるか信じないかはあなたしだい…なんて。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ユキミ
年齢:30歳
子どもの年齢:4歳
関東出身、関西在住。4歳の息子と夫と3人暮らし。毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さんです。普段はインスタグラム(yukita_1110)にて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
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