こんにちは。tomekkoです。
今でこそ元気にちょろちょろと駆け回っているTHE末っ子のお調子者の三男ですが、親としては慣れているはずが三人目で初めて直面する危機や心配事が多かった赤ちゃん期でした。
まずなんといっても、生後2か月でRSウィルスに感染し入院することになったのはワタシの母親人生の中で恐らく生涯引きずる大事件でした。
4歳離れたおとなしい長男を持ち生命力たくましく生まれ病気をうつされることもなかった次男の育児ですっかり気を抜いていたのも事実です。
子どもって一人一人体力も体のつくりも違うので、上の子が大丈夫だったから…という考え方は危険だなと身をもって実感した出来事でした。
ありがたいことに無事元気になって退院した三男ですが、お次の心配は
待てども待てども『寝返りしない』!!
とにかくニコニコでねんね期が長かった!
赤ちゃんって寝返りが始まってからが大変じゃないですか。
だから正直、寝返りを打たずいつもこちらを見上げてはニコニコ、自分の手や足をおもちゃにうにゅうにゅして満足している三男は、きょうだい育児と徐々に再開していた仕事でバタバタしていたワタシからすると助かってしまっていて。
それでもさすがに親族からもたびたび「まだしないの?」と指摘され、健診のたびに母子手帳の目安を見ては不安が大きくなってきました。
何度か保健師さんに相談ができる市の集まりにも顔を出してみたりして、来月まだ変化が無かったら療育の相談をしましょうか、と言われそれなりの覚悟を決めた少し後。
結局三男の寝返りはなんと生後8か月という遅さでした。(仰向けのままズリズリ縦移動はしていた)
寝返りができてからはあれよあれよと一人座りをしずりばい、つかまり立ちと一気に成長スケジュールを詰め詰めでこなしていった三男。
8ヵ月まで寝返りをしなかったとは思えない速度で母子手帳の平均月齢内に一人歩きまでできるようになっていました。
三男の場合は助走期間が異様に長いタイプだったんですね(笑)
ちなみに長男が5ヵ月ごろ、次男が4ヵ月ごろ。
これ、育児書通りにできているかを逐一気にしていた長男の時だったら不安で不安で泣きながら小児科やら療育施設やら毎日のように通い詰めていたと思います。
今思い返してつくづく悔やまれるのは、長男にもきっと本人なりのタイミングがあっただろうにそれをワタシがじっくりおおらかに待ってあげる心の余裕が無く、何かとできないことを見つけてピリピリしてしまっていたことです。
同じ両親で同じお腹から生まれても、見た目も成長のスピードもやる気(?)を出すタイミングも三者三様。
それを分かりやすく教えてくれた三男の例を心に刻み、これからの子どもたちの成長を見守っていきたいと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:tomekko
おっとり長男、もっちり次男、たぶんあっさりな三男という、男子三兄弟に日々育てられています。いつも眠い夫にちょっとイラつきつつ、ドタバタな毎日のようすを描いた育児絵日記をインスタグラムに投稿するのが楽しみ。
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