私たちは交際3ヶ月足らずで2017年に結婚しました。
当時37歳の私は「もう結婚しない」と思っていましたが、旦那さんの気持ちに引っ張られるように結婚を決めました。
旦那さんが結婚を急いだ理由は私の年齢、当時37歳を考えて早く子どもを欲しいと思ったからだそうで。
大変ありがたい!
そして、挙式後。
これは、もう、驚きの想定外。
子どもはすぐに授かるわけではないし、私は高齢、そして生理不順でもあったので限られたチャンスを精一杯有効活用したいと結婚早々妊活に前のめりだったのですが、予想外の返事と態度にそれ以上何も言えなくなってしまいました。
旦那さんが妊活に消極的になった理由は、挙式準備の話し合いの中で、短い交際期間では気付けなかった互いの本質や価値観の違いを感じたからだと思います。
私自身、挙式準備をきっかけに旦那さんの機嫌を損ねるのが怖くて、妊活だけでなく色々な事について本心を率直に伝えることができないくらい遠慮するようになっていました。
だからと言って、やっぱり早く妊活したい気持ちはずっと消える事はなく…
何度かそれとなく妊活を話題に出してみましたが、いつも答えは「う〜〜〜ん」でした。
機を待つしかないと思い、旦那さんの納得いくまで待つことに。
そして、私はどんな事でも自分の気持ちをきちんと伝える努力を始めました。
けれど、半年経っても旦那さんの妊活に対する態度に変化はなく…
ある休日に勇気を出して話を切り出しました。
大事な話を切り出す時に、旦那さんの機嫌を損ねるかもと言葉を飲み込むのではなく、切り出すタイミングが読めるようになっただけでも「理解」に成長があったと言えるでしょうか。
正直、旦那さんが私を「ちゃんと理解」したのかどうかはわかりません。
そもそも人と人はそんなに簡単に理解できるものではないでしょうし、年月を重ねる事で理解するものだと思います。
ただ、その半年で、旦那さんの中で何かしら納得したのだと思うことにしました。
時間はかかったけれど「新しい家族を迎えよう」と二人で同じ方向を向いて歩き始められることがとても嬉しかったです。
旦那さんと笑顔で子どもの話ができるようになって、旦那さんの言った「お互いをちゃんと理解してから」は間違いではなかったと思えました。
こうして私たちの妊活がスタートしました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:Taro(たろ)
年齢:41歳
子どもの年齢:0歳10カ月
7歳年下の旦那さんと40歳で出産した息子と過ごす在宅ワーカー。夫婦の日常、子育てのことをインスタグラム 「Taro記:今日もほのぼの生きてます」 でゆるゆると描いてます。
インスタグラム:@taroki_hnbn
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