初めまして、はなゆいと申します。
『笑う母には福来る』をテーマに
笑える育児漫画をブログとインスタで描いています。
前回は緊急帝王切開で赤ちゃんが
お腹から出てきた瞬間の話を描かせて頂きました。
今回は、その後の話をお伝えさせて頂きます。
赤ちゃんはしばらく私の首元に置かれたのち
どこかに連れていかれ、私はまた一人になりました。
するとまたガタガタ震えるほどの寒気に・・。
そんなとき、聞こえてきた先生たちの会話に私はさらに震えあがりました。
このとき私にも何か説明を受けたような気もしますが、
寒すぎて何も考えられず・・。
結局私は、何があったのかよくわからないまま手術は続行されました。
そして、
当初30分ほどで終わると言われていた手術が、1時間以上かかりようやく終了。
その間も出血は続いていたようで、結局2リットル近く出血したと後で言われました。
そして後日、胎盤についてあらためて説明を受けました。
それによると、私は「癒着胎盤」だったそうです。
当時の私には聞いたこともない言葉で、
ぽかーんとしていると、
先生がその場で図を描いて説明してくれました。
この癒着胎盤は、無理やり引きはがしてしまうと、
はがれた部分から大量出血がおこり、
危険な事態に陥ることもあるそうです。
その為、癒着胎盤は程度にもよりますが、
子宮を摘出せざるを得なくなることも多いでそうです。
今回子宮が温存できたのは、
本当に幸運が重なった上の奇跡でした。
そう先生に言われました。
緊急で帝王切開が決まったときは、正直落ち込む気持ちもありました。
でもそれは、
赤ちゃんが自分の命をかけて、
私たちにメッセージを送ってくれていたもの。
そう思うと、
今では帝王切開にも先生たちにも、感謝の気持ちしかありません。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:はなゆい
子どもの年齢:娘3歳、息子1歳
『一緒に笑おう!』をテーマに、笑える育児漫画描いています。2歳差育児、育児あるある、ワンオペ奮闘記…などなど。
ブログ:笑う母には福来る
インスタグラム:@yuihanada7