息子がどんぐりを拾ってくると秋の訪れを感じる。
子どもはどうして、あそこまでどんぐりに魅了されるのか…。
どんぐり1つで戦争が起こるくらいなのだから怖いものである。
そして今年もどんぐりの季節がやってきた。
ああ…
今年もまた大量にどんぐりを拾ってくるのか…
と、秋の訪れを少々重たい気持ちで迎えかけていると、おや?なんか去年と比べて息子の様子がちょっと違うではないか。
結局どんぐりは今年も集めるのですな。
でも、自分の欲望を満たすためだけのどんぐり集めはもう卒業!
今年の秋からはリスさんのために集めてあげるそうだ。
その優しさに母癒された。
でもね、息子よ。
我が家の近所には山もないし、自然もあまりないし、母はこの家に越してきてから一度もリスどころか野生の動物を見たことがないんだ…。
一向に減りそうにない玄関のどんぐりを見るたび息子が落ち込まないだろうか…と、ちょっとしょぼんとしてきた。
秋に入り早々にセンチメンタル先取りな母である。
著者:ユキミ
年齢:30歳
子どもの年齢:5歳
関東出身、関西在住。5歳の息子と夫と3人暮らし。毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さんです。普段はインスタグラム(yukita_1110)にて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
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