みなさんこんにちは。白目みさえです。
長女妊娠時には色々とトラブルがあり、なんやかんやで帝王切開で出産した私。
今回は「帝王切開後の傷のケア」について振り返ってみました。
私は帝王切開で出産したので今もお腹に傷があります。
おへその下から少しパンツの中にかかるくらいまで。
術後はホッチキスみたいなので止めてその上からガーゼなどを貼っていましたが、抜糸をした後は「養生テープ」みたいな感じの薄い茶色のテープを看護師さんが重ねて貼ってくれていました。
絆創膏のように傷部分だけに貼るのではなくて、傷を覆うように傷周りの皮膚に幅広く貼っていきます。(もちろんパンツの中も)
絆創膏ほどの粘着力はないので剥がす時も痛くはありません。
でも毎日張り替える必要はなくて、お風呂に入っても大丈夫。
意外と剥がれません。
薄いテープなので傷が薄ら透けて見えているのがなんか嫌でした…痛々しくて。
病院では看護師さんが上手に貼ってくださっていたのですが、退院すると当然ながら自分で貼らなければなりません。
何のために貼るのかというと「ケロイド化するのを防ぐため」です。
傷は一応塞がっているのですがまだ「傷」の部分は弱々しく、空気に触れると「強くならなきゃ!」って固く盛り上がってくるんだとか。
それが「ケロイド状になる」と説明をされました。
ミミズ腫れのような、明らかに「傷跡がここにあります!」って感じになるので、傷跡を残したくないのであれば、テープを貼っておいた方がいいそうなのです。
貼り方のコツは、傷の周りの皮膚と皮膚とギュッと寄せて傷が広がらないようにします。
これをパンツの中辺りから、へそ下まで貼っていくことになります。
テープとテープの隙間が空いて傷跡が空気に触れると意味がないので、テープはちょっぴり重なるようにチマチマ貼っていきます。
大体横向きに8〜10枚くらい貼っていたと思います。
説明を受けた時は「あ、そんなんでいいんだ」「簡単だね」って思いました。
まあ確かに方法自体は難しくないんですけれど…。
そんなチマチマ貼る時間なんてどこにあるんって話です。
だって新生児との生活って…。
一番いいのはお風呂上がりですが、お風呂上がりなんて子どもの着替えが終わったら授乳して寝かしつけて、子どもが寝たあとは部屋中に散らばったお風呂の残骸(タオルや脱ぎ散らかした服など)や風呂場を片付け、その間に私も服着ないと風邪ひくので結局テープは張り替えないまま服を着てしまいます。
寝る直前なども狙い目だと思いますが、子ども寝かしつけ終わった後なんてヘトヘトで。
私も今すぐ寝たいですって状態なのでテープ貼る気力なんてありません。
それでもケロイド状になるのは嫌だなあと思っていたので、何とか時間を見つけてせっせと貼っていました。
かなり長く貼りっぱなしになってしまったり(不衛生)、傷が痒いので(パンツのゴム部分とか)かいてしまったり、テープの貼りが甘くて一部傷が広がってしまったり、結局ちょっとずつ盛り上がってしまったり…。
それでも私なりに結構頑張っていたんですが、その数ヶ月後に次女を妊娠した際に病院で衝撃の一言を言われました。
「ケロイドになっても帝王切開(次女の出産時)に切り取っちゃうから大丈夫よ!」
だそうです。
「もうテープも貼らなくていいわよー」みたいな。
あ…そうですかってなりました。
結局それからはテープを貼らなかったのですが、お腹が大きくなるにつれ、しっかりケロイド状になってそれがどんどん広がっていき、最終的にはお腹にタトゥー入れてるみたいになっていました。
次女出産後はたしかに切り取ってくれてなくなりましたよ。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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