旦那さんに排卵異常があるかもしれないことを告白し、産婦人科で検査してもらうべく病院を探し始めました。
ところが、結婚してから住み始めた地域には全く土地勘がなく、ネットで検索してみたものの、情報が多すぎてどの病院が不妊治療に良いのか判断できず、通院先を決めあぐねて公園で途方に暮れていました。
そんな時、絶妙なタイミングで奇跡的に妊婦さん登場!!
大きなお腹を愛おしそうに抱えながら歩く姿が素敵で声をかけずにはいられませんでした。
この妊婦さんは通っている病院のこと、受けた不妊治療の内容、マタニティライフのことなど、いろいろ教えてくださいました。
さらに、別れ際には「ママ友になれるといいですね」とまで言ってくださいました。
妊婦さんの通う病院は私の自宅から徒歩10分ほどのところにあり、その方のお母さんも知り合いの方もみんなお世話になったほどこの地域に根差した病院だそうです。しかも、不妊治療で赤ちゃんを授かった方が目の前にいる!
こんな近くにすごく信頼できそうな病院があるなんて…と、とっても嬉しくなって、運命的にも感じて、さっそく紹介してもらった産婦人科へー
産婦人科で担当してくださったお医者さんは、おっとりと優しそうなおじいちゃんでした。初めての診察では、どのくらいの期間妊活をしているかや基礎体温グラフを見ての問診と子宮や卵巣に異常がないかを診る内視鏡検査でした。
基礎体温グラフは基礎体温の計測中に頻繁に寝落ちしていたためガタガタで参考にならなかったようですが、内視鏡検査では異常が見られず一応正常のようでした。
初めて処方されたお薬は「ジドロゲステロン」。
子宮内膜を充実させ、受精卵が着床しやすい状態をつくる黄体ホルモンを補う薬だそうです。
受精していても着床しにくいのかもしれないと処方されました。
お薬を処方されたことで、不妊症かもしれないと悩んでいた日々から解放された気分でした。
排卵予定日検査薬に陽性が出ない原因を調べてもらったわけでもないのに、ただただ舞い上がってしまったのです。
だから、「定期的に生理があるなら排卵異常の心配はないのか」という疑問は、お医者さんが大丈夫と言うならしつこく質問するのは失礼かと深く考えるのをやめてしまいました。
排卵異常が不安で産婦人科に行ったのに、です。
この時の判断を後悔する時が来るとは…
今になって当時の自分に言ってやりたいこと。
「気になってることは、しつくてもいいの!失礼でもいいの!納得するまで質問しとこ!だって、何も分からないんだからーっ」
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:Taro(たろ)
年齢:41歳
子どもの年齢:0歳10カ月
7歳年下の旦那さんと40歳で出産した息子と過ごす在宅ワーカー。夫婦の日常、子育てのことをインスタグラム 「Taro記:今日もほのぼの生きてます」 でゆるゆると描いてます。
インスタグラム:@taroki_hnbn
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