いよいよ赤ちゃんが出てくる…！という時の心配事と言えば…
そう…会陰切開！！！
私の出産した病院は、切開しない方針の病院だったので、正確に言えば
【会陰裂け】……
出産前は、『出産で怖い事トップ３』に入っていた会陰裂けですが、それまでの陣痛が強烈すぎて、いざその時になると怖いという感情もなくなっていました。
『とにかく早く産みたい』
願いはそれだけ。
自分ではよく分からなかったんですが、２回くらいイキんだ時に赤ちゃんの額の部分で１回止まり、次のイキみで頭が出てきた様子。
このイキみで全部出すぞー！！という時に、赤ちゃんの肩が引っかかってしまったようでした。
その時、助産師さんが「赤ちゃん引っかかっとるけん、手、入れるよ！？」と、手を入れて赤ちゃんを掴んだのです。
もう…もう…その時の痛みがヤバかった…。
陣痛の痛みと約10時間戦い、最後に来たラスボス。
「ギャー―！！イダイイダイイダイ！！！」とリアルに声が出ました…。
多分その時に会陰が盛大に裂けたと思うのですが、色んな所が痛すぎて、ジンジンして、『裂けた！』という感覚はなく、『なんかよく分からんけどめっちゃ痛い』という感じでした。
まとめると、
『出産前は怖い怖いと思っていた【会陰裂け】だが、いざその時になると必死過ぎて恐怖心などなくなる。でもやっぱりめちゃくちゃ痛かった。』
です。
ちなみに、私の会陰の裂け具合ですが、『下は肛門まで、上は尿道まで』裂けていたそう。
それでも「そんなに裂けてないよ～」と言われました。
どんだけぇ～☆
盛大にお裂けになりましたが、とにかくジンジンしていたので、麻酔かかってるみたいな感じで（？）、縫合も少しチクチクする程度でした。
キレイに裂けていたのか、痛かったのは裂けた瞬間だけで、治りは早かったです。
恐怖だったトイレも痛い事もなく、うまく座れないとか、特に大変な事もありませんでした。
人体ってすごいですなぁ～。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者：ちい
年齢：35歳
子どもの年齢：5歳
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。
