「ありがとう」と「ごめんなさい」が言えるように。日頃から子どもに教えていることの一つです。
この日、仕事でストレスを感じて帰った私は娘の些細な一言が癇に障り、八つ当たりとも言える言葉をぶつけてしまいました。
言葉に出した瞬間、「良くないことを言ってしまった」とすぐに後悔したのですが、一度吐いた言葉は元には戻りません。
しかし、いざ自分が謝らなければならない立場になると、私は「ごめん」の一言が言えなかったのです。
きっと親子の関係に甘えてしまったのでしょう。「ごめんなさい」を口にすることは自分を小さく弱く見せてしまうような気がして、子どもに見せられないと思ってしまったのです。
悪いのは私、でも…。
そんな中、素直にごめんなさいを伝えてきた娘。そんな娘の姿は大きく強く見え、同時に自分の器の小ささと弱さが露呈し、とても恥ずかしくなってしまいました。
私は結局のことろ、自分のことしか考えておらず、相手を思いやれず、なんと愚かだったのだろうと猛省。本当の強さや思いやりを娘から教わったのでした。
娘よ、改めてごめんなさい。そしてありがとう。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
前回エピソード:娘から突然聞かれた”性についての質問”にどぎまぎ! by 金星
著者:金星
年齢:30代
子どもの年齢:長女(8歳)、 次女(5歳)
二人の娘と妻の四人家族。お仕事しながら漫画ブログ・イラスト描いてます。ラーメン大好き。
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