息子は離乳食をはじめた頃からとにかくよく食べてくれて、食事のことで悩むことはあまりありませんでした。
でも、1歳3ヶ月頃からある悩みにぶち当たりました。
それは、ごはんの量になかなか満足してくれないこと。
「よく食べるね」なんてはじめは笑っていたけど、だんだんこちらも苦しくなるくらいでした。
目一杯食べ終わっても、食卓を離れると台所側にしがみついて「まんま!まんま!」
おかわりをあげたり気をそらしても「まんま!まんま!」と何分でも言い続けます。
かわいそうに思って気がすむまであげたら、お腹を壊したり吐いてしまったことも。
それからは「もうあげられないんだ」と言うようにしましたが、「まんま!」と叫んで泣き出してしまいます。
児童館とかで他のママに相談しようと思ったけれど、もし逆に少食で悩んでいたとしたら嫌な気持ちにしてしまうかもしれないので誰にも言えませんでした。
誰かに話しても「運動量が増えてるから!」とか「食べる分にはいいのよ!」と言われてしまいます。
なかなか周りに理解してもらえず、ちょっと落ち込んでしまいました。
そんなとき区の歯科健診があって、問診票にその悩みを書いたら、栄養士さんが相談にのってくれました。
息子の場合は、だらだら食べがくせになっていたみたいです。
量は足りてるから増やす必要はなくて、切り替えの習慣づけと歯ごたえのある食事をするようにアドバイスしてくれました。
教えてもらった工夫を取り入れたら、ごちそうさまのあとちゃんと終われることが多くなりました。
思いがけない悩みにぶち当たり、子育ては本当に毎日が試行錯誤だなあと思ったできごとでした。
著者:かめかあさん
年齢:30代
子どもの年齢:2歳
北海道から上京したのんびり夫婦+リクガメ+息子で暮らしています。結婚10年目の2019年8月に、息子ごんさんを出産しました。妊娠中からインスタグラムで絵日記を描いています。
インスタグラム:@kamekaasan
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