今回は、ついに産まれた!という時、出産の理想と現実をすんごく感じたお話です。
最後のイキみで、助産師さんに手を突っ込まれ、ついに息子が産まれました!
産まれた瞬間は、『ドゥルン…』という感じ。
その時は「なんか出た…!」と思いました。
なんかって、赤ちゃんなんですけどね。笑
私はすぐに胎盤が出たので、すぐに2回目の『ドゥルン…』が来ました。
助産師さんが、へその緒を切るのを夫にお願いするも、なぜか拒否。
後で、なぜ拒否したのか聞いたんですが
「素人がするよりプロがした方がうまく切れると思ったから」
だそうです。笑
私は、色んな感情が入り混じって、号泣しながら爆笑するという【産後ハイ】状態。
そんなトランス状態の私に促され、結局、夫はへその緒を切ってくれました。
そして、すぐに胸の上に赤ちゃんを乗せてもらったんですが…
その時に、出産の理想と現実を叩きつけられました。
【私が思っていた理想】
「かわいい…」
「やっと会えたね…」
「産んだ痛みなんか忘れる~♡」
【現実】
頭の中のほとんどを占めるのは
「やっと終わった……!!!終わった…!終わった…!」
で、他は
「赤ちゃんベチャベチャ…早く洗ってあげてほしい…」
「股閉じたいんですけど…」
「この痛みは一生忘れん…」
という雑念ばかり。
息子には本当に申し訳ないのだが、助産師さんに
「かわいいですねぇ~♡」
と言われても、正真正銘の【産まれたての赤ちゃん】を初めて見た私は、正直
「か…かわいい…のか…?」
と思ってしまいました…。
ドラマなどで観る出産シーンに出てくる赤ちゃんは、当たり前ですが産まれたてじゃないし、全然違います。
どうしてもあれを想像してしまうので、ちょっと衝撃を受けました。
でも、息子(6歳)がかわいくてかわいくてたまらない現在、この時の動画(病院が撮影してくれるやつ)を見返すと、ベッチョベチョの赤ちゃんも不思議と
「かわいい~♡」
と思うんですよね~。笑
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ちい
年齢:30代
子どもの年齢:6歳
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。