こんにちは。
心理カウンセラーとして精神科で働きながらSN Sで漫画家活動もしております。
白目みさえと申します。
長女が4ヶ月のころ。
私は妹の結婚式に呼んでもらいました。
もちろん日取りは決まっていたのですが、私の出産の具合やその時の状態によっては出席できないかもしれないと伝えていたので、一応直前に確認の電話が入りました。
妹「お姉ちゃん結婚式大丈夫?」
私「しーちゃんももうすぐ4ヶ月だし多分大丈夫だよ」
私もやっと子育てにも少しだけ慣れてきて、ご機嫌に過ごすことも増えてきた長女。
お出かけでは特にご機嫌でしたので、妹の結婚式には出席すると伝えました。
元々身内や友人だけを呼んだゆるーい式なので、「ドタキャンも全然オッケー」「途中でグズったらキッズルームとかもあるから」と言われていたこともあり、それに甘えさせてもらいました。
当日はよろしくねーでも急に熱出たらごめんねー、なんて話しながら電話を切ろうとしたその時、
妹「しーちゃん、おしゃれしてきてね!」
私「おっけお…」
妹「じゃあねー」
ツーツーツー
おしゃれとは…?
時期は夏。
ここ最近の彼女は限りなく下着に近い服で過ごしておりました。
だって基本的に吐くか漏らすか…歯が生えてきて痒いこともあってありとあらゆるものをしゃぶりつくすので、胸元ものっびのびのベットベト。
着替えのサイクルが早すぎる生活ではおしゃれなベビー服なんて着せてられません。
そんなこんなで「そうか。結婚式はおしゃれをしないと…。」
という当たり前の理解に至るまでに少々時間がかかりました。
服はそれなりに探せばあります。
出産祝いに頂戴し、一回も着てないまましまいこんでいたオシャレなベビー服を着せるチャンス。
実はうちの長女。2歳くらいになるまで髪がとても薄くて。
キウイの産毛のような状態でした。
いくらかわいいドレスを着ても、頭がとても寒そう。
一応ヘアゴムやヘアクリップなども試してみたのですが秒で落下。
だって止めるための髪がないんだもん。そりゃそうよね。
でも赤ちゃんの毛が薄いのはうちだけではないはず。
私は撮っていませんが、ベビーフォトなどを撮っている人はどうしているのか検索してみました。
するとみんなお花やリボンのついたヘアバンドをつけているではありませんか!
(良かった!みんなやっぱり薄毛やん!と安心しました)
これだと思った私は早速注文。
ワクワクしながら結婚式当日を迎えました。
なにこのただの天使。
貰い物の素敵なドレスに身を包み、かわいいヘアバンドを装着してコロコロ転がる長女。
もう可愛いしかない。
ドレスはレースがとてもきれいな素材で暑い夏にもぴったりな薄手の生地。
これはいいぞ!と記念写真を撮ろうとしたその時。
突然長女がゴロンっと転がり、引っかかったレースが「ビリリリリリ!」
私の悲鳴がリビング中に響き渡りました。
破れたのは少しでしたが、さすがに結婚式に破れたドレスは縁起が悪い…。
というわけで家中を捜索し、比較的きれいで伸びていない服を着せることにしました。
結果「ど普段着」みたいな仕上がりに。
花嫁である妹も「あれ?オシャレは?」と言いながら大爆笑。
お腹にでっかいパンダのプリントがついたのしかなかったんだもの…。
私は学びました。
子どもと結婚式に行くときには、服は家で着せてはなりません。
持参して会場で着替えるのです。
ちなみに私の膝に座ったしーちゃんは私の大事な大事なストールを延々としゃぶっていました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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