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幼児期におすすめ。ちょっとした会話のコツで、我が子が算数好きに育つ!? by ハナウタ

突然ですが、
算数の「文章題」って苦手だった方、多くないですか・・・?
かく言う私も苦手でした。

小学校で教えていても、算数は好き、計算はできる、でも文章題は苦手。という子は多かったです(確かアンケートでは7割越えてた)

保護者の方に「どうやったら文章題できるようになるんですかねぇ」
と質問されることもしばしば。

文章題は算数の永遠の課題なのか・・・

 


そこで、我が子には、2・3歳頃の数が数えられるようになったくらいから、
「おはなしもんだい」として
文章題を遊びの中に取り入れるという実験をしてみました。

やり方はいたってシンプル。
準備もなにもいりません。

 

例えばおやつの時間に、

こんな感じで、目の前で起こっていることを、数字に変身させてお話するんです。


文章題としては、この「食べました=減る=ひき算」っていうのが文字ではイメージしにくく引っかかりポイントなのですが、目の前にあるなら話は別。

3歳でも喜んで答えます。


できたらピンポン大正解!!と盛り上がって、
ちがったら一緒に数えてみて、数えられたね!って褒めて。


お出かけ先でも、公園でも、
駐車場に車が5台とまっています・・・
すずめが2羽とんでいきました・・・
じゃがいもを3個買いました・・・
ピンクのお花が4個咲いています・・・
などなど、世界に溢れている数字を言葉にしてあげるだけで、ただのお散歩が英才教育に!(言い過ぎ)

ポイントは、
・イメージしやすい身近な題材であること。
・簡潔な文章で伝えること。


息子はお話問題どハマりし、暇さえあれば
「おはなしもんだいだしてー!!」
と、せがんでくるほどで、
目の前の物から発展して、入浴時や寝る前に妄想お話問題をしたりしてました。

〇〇ライダーが2人で戦っていると、
〇〇レンジャーが5人助けにきました。
どちらが何人多いですか、とか。笑

そのうち息子も問題作りを楽しむように。
むちゃくちゃなときもありますが、親が答える側になるのも楽しかったです。


小学校に入学する前には、
生活の中に「たしざん」「ひきざん」「わりざん」があることを自分で見つけました。
(かけ算は、たし算をつかえばできるので、息子から自発的に発見することはなかったです)


こうやって、生活の中にある「生きた算数」に何度も触れることで、文章題でもイメージすれば簡単に式を導き出せるようになるのでは・・・という私の仮説に基づいた実験は功を奏し、
現在小学2年生、(正直、国語で文章を読むのは苦手な息子ですが)、算数の文章題では「ここ教えて〜」と聞かれたことはまだ一度もなく、迷わず立式することができています。

そして、「おれは算数は得意!」と、自信にもなっているようす。


ここで気をつけてほしいことが!

小学生になると学校でお勉強してるので
「家でも勉強なんてイヤー!」
と言われる可能性があるので、

おはなしもんだいは、勉強に憧れをもっている幼児の頃にやっておくのがおすすめです!

いつでもどこでもできるので、
思い出した時にやってみてくださいね。

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著者:ハナウタ
年齢:30代
子どもの年齢:7歳、3歳

元小学校教諭。写真で残せなかった家族の日常をイラストで記録しています。子どもが大きくなってから読み返すのが楽しみです。

インスタグラム:hanautahaluta

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。