昔、妊娠中の友達に会った時のこと。
突然の友達からのイボ痔告白。
ビックリしたものの、友達の表現の仕方についつい笑ってしまって私はその時イボ痔のことをあまり深刻に捉えなかった。
しかし!!
それから約一年後、ぴまるを妊娠した私は自分の体に衝撃的なモノを発見した。
私もお腹に赤ちゃんを授かり、お尻にイボ痔を授かってしまったのだ!
調べたところ、どうやら妊娠中はうっ血や便秘をしやすいらしく、そのせいでイボ痔ができやすいそうだ。
「イボ痔を笑う者はイボ痔に泣く。」ということわざが私の頭をよぎった。(そんなことわざない。)
私のイボ痔は外に出っぱなしのタイプで、中に押し込んでもすぐに「ブルンっ!!」と外に出てくる。
別に痛くもないので、そのうち中に入れることは諦めて外に出っぱなしで放置するようになったのだけど、常にお尻の穴付近に何かがくっついている感覚はまぁ何となく邪魔だ。
あと排便の時にたまに血が出て、一瞬「不正出血!?」と驚いてしまうこともあった。
さて、そんなイボ痔は出産を経てからどうなったかいうと…。
育児でバタバタとして余裕がなくなってしまい、好きな時にトイレに行って好きな時に排便ができなかったり、トイレに行ったタイミングでぴまるがお昼寝から起きて泣きだし、急いで無理やり排便を終わらせることが多々あったため、イボ痔は悪化してしまった。
しまいにはお尻が痛くて片尻を上げて片尻で座ることしかできなくなり、病院に行くことに。
自転車で近くの病院まで行ったんだけど、片尻を上げて座って走ってたからすごい奇妙な姿だったと思う!笑
そして、「もうこの機会にイボ痔を絶対に完治させる!!」と私は強く決心し、授乳中でも使えるイボ痔の薬を病院で貰って帰った。
しかし。
それ以降、お尻に注入する薬や飲み薬、処方されたものや市販のもの、色々と試しに試したけど、痛みが良くなるだけでイボ痔自体は現在もなくなっていない。
「こりゃもうダメだ。もうイボ痔が私の一部になってもうてる。」と察知し、いつの頃からか私はイボ痔の治療を諦め、イボ痔を受け入れることにした。
今となっては慣れてしまって、お尻にイボ痔がある状態が普通になってしまったのだ。痛みも特にない。
そして、私より先にお尻に真珠のネックレスを手に入れていた友達に最近会った時、その後のお尻事情を聞いてみたところ…
友達もまだイボ痔健在だった。
一度できると、マシになることはあっても完治させるのは難しいのかもしれない。悲しき私達のお尻。
妊娠中の方やこれから妊娠される方には、私のお尻の二の舞にならないよう、血流や便秘に気を配って、是非快適なお尻Lifeを過ごして頂きたいと思う!!
そして、もしイボ痔ができてしまった際は、早めに産婦人科で相談することをオススメします!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ぴまるママ
子どもの年齢:4歳
関西在住。すんごいキュートな娘ぴまる と すんごい天然な旦那ヒゲくん と3人暮らし。インスタグラム(@pimaru_mama)などで育児漫画など描いてます。娘が寝た後におやつを食べながら描いてます。
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