こんにちは。tomekkoです。
産後のガルガル期、母親側の気持ちが綴られることの多いテーマですが、「これ夫側はどうだったんだろう?」という目線で掘り下げる第二回目は、次男の産後編です。
長男出産後のガルガル期が激重だったワタシですが、実は次男の時は全く違った心境でした。
二人目の余裕、というのは育てることへの慣れというだけでなく、もしかしたら出産時から始まるものなのかもしれません。
たまたまなのか次男のパワーゆえか、出産がトントン拍子に進み出産直後でもワタシ自身が元気で、なんだかわからないけど「いける!!」という謎の自信がついたのを覚えています。
出産前から手伝いにきてくれていた義母のサポートが頼もしかったこともあります。
かなり楽な気持ちで育児をスタートできました。
その後産後ハイな中で始めたインスタでの絵日記で、育児の大変だけど面白いところやビッグベビーあるあるなどをたくさんの方に見てもらい、共感の声をいただくことで自己肯定感が格段にアップしていきました。
一方夫の方は…今だから言えるけれど、精神的にも体力的にもどん底の時期だったんです。
過労とストレス、睡眠不足が重なりちょっとヤバい状態でした。
こんな時、優しく頼もしく支えてあげられる良き妻だったら良かったのですが…
もちろんワタシも気づいて心配はしていたものの、いくら自己肯定感が上がっていてもワンオペで二人子育て、それも赤ちゃんがいる生活、となるとこちらも手一杯。
正直… 「疲れてるのはわかるけど、ワタシだって大変なのに!」 という気持ちがムクムクと湧き起こってしまいました。
今思えば疲れ果てていて心も弱っている夫に嫌味っぽい言い方をしてしまったり、無気力な反応にイライラしてしまったりと、心の拠り所、休息の場であるべき家庭をギスギスさせてしまったことが悔やまれます。
今だったらもっと穏やかにサポートしてあげられるだろうになぁ…
結果的にはその後、夫の職場環境が改善されて状況は一変。
元気も取り戻せたので何よりだったのですが…
産後の夫婦の関係性って、やはり母親の心理やホルモンバランスだけの問題ではないんだな、と改めて思いました。
赤ちゃんという未知の、あるいは上の子がいる中での育児は予想外の出来事の連続であり、多大な緊張も疲労も感じます。だからこそ夫婦それぞれの体力・精神面に余裕があって支え合える関係性でないと片方への不満が出たり険悪な雰囲気になってしまうのかもしれません。
仕事のストレスは自分でコントロールするのは難しいから仕方がないものですが、最近は新生児期の一番母親が大変な時期に育休を取る男性も増えているようですね。
お互いに育児と相手のことだけを思いやれる時間があると、バランスを取りながら夫婦の絆、家族のチームワークもじっくりと育てていけるのでは、なーんて思いました。
過ぎたるは及ばざるが如し、ですけどね。
では三男の時はどうだったのでしょうか…?
次回をまたお楽しみに!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:tomekko
おっとり長男、もっちり次男、たぶんあっさりな三男という、男子三兄弟に日々育てられています。いつも眠い夫にちょっとイラつきつつ、ドタバタな毎日のようすを描いた育児絵日記をインスタグラムに投稿するのが楽しみ。
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