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不妊治療専門クリニックに通って4ヶ月。初めての移植、そして判定── by Taro

採卵が無事に終わり、次はいよいよ移植です。

 

採卵から2週間後の受診日には移植日が決定すると聞いていたので楽しみにクリニックへ行きました。ところが、子宮内膜を着床と妊娠に適した状態に保つためのE2ホルモンの数値が上がっておらず、もう1週間様子を見ることになりました。

そして、1週間後の受診日。
ここでもE2ホルモンが足りず移植日決定は延期に。
あっさり移植日が決まるものだとばかり思っていたので、延期に次ぐ延期に「せっかくここまできたのに、移植できないのではないか」と不安になりました。

さらに1週間後。
やっとE2ホルモンが移植に適正な数値まで上がり、移植日が決定しました。
よかった…安心したのも束の間、先生からルトラールという薬の説明を聞いてからというもの、薬を飲み忘れて今回の移植が中止になったら次の移植日が決まるまでまた1ヶ月もかかるのか、最悪の場合移植できないんじゃないかなんて考え始めてしまって落ちつて眠れない日が続きました。

無事にルトラールの服用を開始し、迎えた移植前日の夜は遅刻したらいけないと夜中に何度も目を覚ましてしまうほど緊張していました。
なんだか採卵からずーっと緊張しっぱなしでしたが、やっと移植で一息つけるかなと思って迎えた移植当日ー

移植は施術された実感する間もなくさらっと終わり、最初の卵ちゃんが帰ってきました。

先生からは「じっとしていても着床には関係ないからいつもどおり過ごすように」と言われていたので、移植前と同じように運動したり、仕事をしたり…旦那さんとは「気にしすぎないように、期待しすぎないように」と言い合いながら判定日を待ちました。

移植から2週間後の判定日、旦那さんと一緒にクリニックへ行きました。

結果はー

不妊治療専門クリニックに通ってわずか4ヶ月での妊娠。
こんなに早く妊娠できるなんて、驚きました。

妊活を始めてからというもの、自分の体に異常があるのではと不安になり、治療できることに安心し、採卵できるかと不安になり、たくさん採卵できたと安心し、今度は移植できる日が来るのかと不安になり、不安になって、安心して…不妊治療は不安と安心の繰り返し。
旦那さんや先生など支えてくれる人たちがいなかったら頑張り続けられなかった…
感謝してもしきれません。

妊娠陽性判定後は、妊娠9週が過ぎるまでホルモン剤を服用しながら赤ちゃんが順調に育ってくれるのを願いつつクリニックに通い続けました。

何事もありませんように
何事もありませんように

妊娠しても次の不安が出てきて、不安がなくなることはありませんでした。
ただ、お腹に赤ちゃんがいるんだと思うだけで心があたたかくなるのはとても幸せでした。

 

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著者:Taro(たろ)
年齢:42歳
子どもの年齢:2歳

7歳年下の旦那さんと40歳で出産した息子と過ごす在宅ワーカー。夫婦の日常、子育てのことをインスタグラム 「Taro記:今日もほのぼの生きてます」 でゆるゆると描いてます。

インスタグラム:@taroki_hnbn

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