秋になると息子を出産したてのことを思い出す。
なんでも「初めて」がついた息子の育児、右も左も分からずとにかく育児書とネットが頼りだった。頼れる人も周りにおらず何をするにでも1人。そんな中特に憂鬱だったのが毎日の風呂である。
ワンオペで子が首すわり前のねんね期の入浴は新米母への試練の一つといっていいのではないだろうか…。
今まで当たり前には入れていた風呂に赤ちゃんと一緒に入る、というだけでこんなにも段取りが必要なのか、と。
我が家は息子の服を脱がせバスタオルにくるみ、バウンサーに座らせて脱衣所で待機。
目が届くように風呂場のドアは全開にしていたため、寒さに凍えながら頭と体を洗っていたことを覚えている。
ひと月のほとんど風邪を引き、大体熱も出た。
ただでさえのぼっち育児なのに自分の体調も悪すぎて悲惨だった息子の乳児期。
「脱衣所で赤ちゃんを待たせて、風呂のドアを開けて母が洗う」
この方法本当によく見かけるし一番手っ取り早くて目も届いて安全なのだが、やっぱり寒い。
温かい季節に母になった場合しかこの入浴法の健康は保証されんと思う(泣)
息子の乳児期の育児を終え、母6年生になった今思うのが、赤ちゃんのお世話は丁寧さも大事だけど、1にも2にも母の健康を優先してほしい…!というのが私の思いである。
特に周りに助っ人がいないワンオペぼっち育児の母!!自分だけが頼りやで!!
とにかく自分の肉体ご自愛してほしい。
母の体をご自愛!今の私ならこうしたい…ワンオペ1人入浴法
・必須アイテム
バスチェア、バスマットなど、浴室で赤ちゃんが横になれるアイテム
・あると便利アイテム
母のお風呂後用にバスローブか着れるタイプのバスタオル
巻いとけば髪がすぐ乾くタイプのタオル
洗い場が狭いよ、赤ちゃん横に置いて洗えないよ、って方は湯をはっていない浴槽にバスチェアに寝かせた赤ちゃんをIN。
母が浴槽で洗ってもいいんだけどこの後湯をはるのでシャンプーなどでぬるぬるになってまうのがちと気になって。
母の髪と身体が洗い終わったら風呂を出て、お湯はりスイッチオン!
お風呂が沸くまで母のスキンケアをしたり、子どもの服を脱がしたり、お風呂後慌てないようにミルクの準備をしたりしてもよき。
髪も速乾タオル巻いておけばドライヤーも時短になる。
母はもう洗っているのでここでは自分のことは何もなし。ゆっくり子と温まって子を洗うことだけ考えていられる。
2回バスルームに突撃するというちょっと面倒くさい方法だが、冬場の脱衣所からふきっさらしの風が舞い込むより身体には優しい気がする。
休息はとれない、薬も自由に飲めないことが多い新米母たち。少しでもお身体ご自愛くださいませね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ユキミ
年齢:30歳
子どもの年齢:6歳
関東出身、関西在住。6歳の息子と夫と3人暮らし。毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さんです。普段はインスタグラム(yukita_1110)にて息子の成長や日常などを絵日記にしております。
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