はじめまして、さくらいえまです。
2019年生まれの双子男児を育てながら、ふだんはSNSに育児漫画や双子育児のことを投稿しています。
わたしは妊娠しにくい体質だとわかっていたので、夫と結婚後、早めに不妊治療を始めました。
仕事を調整して通院し、エコーで卵胞の大きさを見て、服薬や自己注射をして、高温期は体温を測って。高度不妊治療を始めて、期待をかけても妊娠できないことが続き、肉体的にも精神的にも辛い毎日でした。
あるとき、「双子を妊娠する可能性があるけど、妊娠率が上がる受精卵の二段階移植という治療を受けてみませんか?」とクリニックの先生から提案されました。
双子の妊娠によるリスクも説明され、本当に治療を受けるかどうか?夫婦で考えてほしいとのこと。
夫婦で相談した結果、リスクを含めても子どもがほしい!という気持ちが勝ったので、先生の提案をOKしました。
ただ、先生いわく「さくらいさんのように連続して妊娠が成立しない場合、多胎妊娠になる可能性は数%程度だと思う」とのこと。
「双子はおろか、そもそも妊娠するかどうかもわからないしね〜」とあまり期待をかけないようにしつつ、移植の日を迎えました。
数日後、妊娠判定の結果はなんと陽性!
妊娠5週頃にエコーで胎嚢を確認したところ、黒い影が2つ…。
影のひとつは十分な大きさがあったので胎嚢と判断されましたが、もうひとつは小さめ。先生も「血の塊かもしれないから様子を見ましょう」との診断でした。
「もしかして双子なのかな…?」と思いつつ、ダメだったときのことを思うとつらいので、あまり深く考えすぎないようにしていました。
そして妊娠6週頃、再びクリニックへ。
エコーを受けると、黒い影ふたつともに心拍が! 赤ちゃん(胎芽)も確認できました。
このときにやっと、双子を妊娠したという実感がわきました。
でも胎嚢確認のときに小さかった赤ちゃんは、まだまだ小さめサイズ。
先生から「そのうち成長が止まる可能性もありそう」と引き続き言われていたので、舞い上がりすぎないよう自制していました。
しかしこちらの心配をよそに、赤ちゃんはふたりともすくすく大きく成長。
不妊治療クリニックを卒業する妊娠9週頃には
「ふたりとも大きさに差がなくなってきたし、まずは安心して大丈夫!」
と先生から太鼓判をいただきました。
その後は妊娠中期、妊娠後期と順調に過ぎて、無事に双子を出産!
わたしの場合、双子を妊娠する可能性があるとわかってはいたけど、それでも本当に双子を妊娠したときはびっくりしました。生命の誕生って不思議です。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:さくらいえま
年齢:30代
子どもの年齢:双子の長男・次男3歳
SNSに双子育児マンガを投稿し、ブログに自分が経験した双子育児のあれこれを書いています。本業はフリーランスのWebデザイナー。
Instagram:@sakuraiemma_manga
Twitter:@enu_baby
ブログ:enufamily 双子の妊娠・育児キロクと絵日記
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