みなさんこんにちは。
心理カウンセラーとして精神科で勤務しながら漫画家活動をしております、
白目みさえです。
私は長女を緊急帝王切開しており、あまり期間を空けずに次女を妊娠したので、次女の出産も「帝王切開で」と言われていました。
一応主治医からは「どうしても自然分娩が良いというなら考えるけど…」とは言われましたが、山盛りのリスクを説明されましたのでお断りしました。
予定帝王切開での出産です。
予定帝王切開は正産期である妊娠37週を超えて、
なおかつ陣痛が来る前に手術をするために38週くらいに行われることが多いんだとか。
私も先生から38週に入ったすぐ次の日を指定してもらい、手術することになりました。
日が決まっているので、いつ生まれるのかヒヤヒヤすることはありませんし、
夫も有休を取りやすく、こちらも入院準備や退院までの長女のお世話環境を整えるなど、段取りを立てやすかったのは良かったなと思います。
病院に到着すると、術前検査や説明あれこれ。
一泊して次の日が手術でしたが朝から剃毛やらバイタルチェックやら、
誓約書のサインなどでバタバタ過ごし、あっという間に手術の時間を迎えました。
手術は局部麻酔でしたが、長女のときは緊張していたからか疲れからか手術中うとうとしてしまいました。
今回はせっかくなのでちゃんと起きて覚えておこうとこっそり決意していた私。
相変わらず帝王切開の手術は、切り始めてから出てくるまでは一瞬。
むしろ早く出さないといけないのでものすごくスピーディです。
麻酔効いたなー切ってるなー出た!
って感じでした。
長女のときは胎内で栄養を送る管が血栓で詰まり、栄養が足りなかったのか心なしかほっそりしていたのですが、それに比べると次女はふっくらしているなあ…良かったなあ…
なんて思っていると…
連れて行かれました。
私はまだお腹がガン開きなのでこれから閉じてもらいます。
またあとでね次女…。
ただこの流れは長女のときに経験していましたので
「元気で良かった」「あとから会えるしなー」くらいの感じで余裕ぶっこいていたのですが。
突然の謎の苦しさ、激しい動悸、眩暈が起こりました。
え、これは長女のときにはなかったやつ…!
これはおかしい。
私は即座に麻酔医さんなのか助手さんなんかわからんけど
その辺にいた人に声をかけました。
「すみません。なんかドキドキして視界が回ります」と。
なんらかの機械が「ピーピー!」とか鳴って「先生!なんちゃらが低下してます!」「なんだって!」みたいな緊迫した流れになるのかと思いきや、「ちょっと待ってねー」なんて軽いお返事。
え、そんな感じなん?
これ緊急事態ではないん?
なんか奥の機械をカチャカチャいじってるなと思ったら…
スーッと楽になりました。一瞬で。ほんまに一瞬で。
「どう?」と聞かれたので「楽になりました」と答え
「なんかあったら言ってねー」「はーい」みたいなやりとりをしたのですが。
何したん?逆に怖い。
なんでそうなったのかもわからんし、何をされたんかもわからんし。
一瞬でこの異常事態をどうにかできるってマジで何したん?
いまだによくわかりませんが、なんか楽にしてもらいました。
術中なんかしんどかったら言うた方が良いのかもしれないですね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:白目みさえ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、4歳
心理師として精神科に勤務するとしごの母。生粋のオタクです。基本的に白目をむいて育児をしており、その様子をカルタにしたものを増産しています。ライター、イラストレーターとしても活動中。
インスタグラム:@misae_mon
NAPBIZ公式ブロガー:「日々白目むいてます」
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