こんにちは。
3児ママのあいです。
前回に引き続き、帝王切開の流れを説明していきたいと思います。
なお、このお話は、事前に手術日が決まっており計画的に帝王切開を行う「予定帝王切開」の場合です。
いよいよ手術が始まります...!
経験のないみなさんは、手術と言うときっとこんな風景を想像するのではないでしょうか?
部分麻酔だと意識はしっかりしているので、先生たちの会話や手術器具の音などがよく聞こえま す。
病院によってはママの好きな音楽を持ち込める病院もあるようです。私も1人目を出産した病院では希望を聞かれました。
看護師さんの話では、ロックをかける人もいたそうです...!ロックの中冷静に手術するお医者さんを想像したらちょっと面白いですよね笑。
術中、胸から下はシートに覆われて自分側からは見えず、麻酔で感覚もないため、今どうなっているかはよくわかりません。
でも、とにかく手術開始から産まれるまでは思ったよりもあっという間です!
麻酔で感覚がない、と言いましたが、正確には麻痺しているのは触覚や温度覚です。圧覚はなんとなく残っています。 赤ちゃんが出てくる直前、お腹を押されるようななんとも言えない違和感がありました。実際は見えないのでわかりませんが、こんなふうに内臓を押されるような感じです。
すると、手術室がわっと安堵に包まれるような空気感に変わります。次の瞬間泣き声が聞こえ、シート越しに赤ちゃんが現れます。
帝王切開は自分で力むことはできません。だから産まれる瞬間は、お腹に加わる圧と周りの雰囲気でしか判断できませんでした。それでも、産声を聞いた瞬間の感動と言ったらありません。生まれてくれてありがとう、心からそう思える瞬間です!
経膣分娩であれば、この後カンガルーケアがあるのでしょうか。 私は3回とも、出産直後に抱っこすることはできませんでした。まだ母体は開腹したままですしね笑。
看護師さんが顔のそばに近づけてくれ、手を触れるくらいはできたように記憶しています。
ほどなくして赤ちゃんは保育器に入り、先に退室していきます。
私が出産した病院は、どの病院も写真やビデオなど精密機器の持ち込みはNGだったので、出産直後の写真は撮影できませんでした。帝王切開の術中の撮影や立ち会いなどは病院ごとに規則が違ったので、確認してみることをオス スメします!
いずれにせよ、実際に赤ちゃんを抱っこできるのは自分の状態が落ち着く翌日以降であることがほとんどだと思うので、赤ちゃんの姿、ぜひしっかり目に焼き付けておいてください。
さて、その後は自分の処置があります。 無事出産した安堵感からか、自分の処置の時はとても眠たくてウトウトしていました。
それが終われば、手術は無事終了です。 私は開腹時に卵巣嚢腫を摘出したり、卵管切除したりと他の処置も一緒にしてもらっているの で、正確な分娩所要時間は定かではないのですが、体感としては手術開始から終了までは30〜40分程度でした。
異変がないことが確認されれば、その後病棟へベッドごと戻り、術後の管理に入ります。赤ちゃんに会えるのはママの状態が落ち着いてから。身体にメスを入れるというのは、想像しているより疲れます。しっかり休んでくださいね!
以上が予定帝王切開の流れです。
なんとなくイメージできたでしょうか?この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:あい
年齢:アラフォー
子どもの年齢:6歳、3歳、0歳
ゆるくポジティブがモットーの3児ママ。等身大の3人育児を発信するインスタグラムは、白目を剥く日々に共感してくれる戦友がたくさん集まっています♪
Instagram:@ai_oekaki_mama
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