我が家の子どもは二人とも女の子ということもあって、妊娠中なかなか性別がわかりませんでした。
特に二人目のはっちょさん。
一般的には付いているモノが無いので、性別がわかりにくいと言われている女の子。
そんな女の子の中でもはっちょは強者で、エコーの時にいつも同じ体勢でいるために先生を困らせていました。
その体勢とは、、、
うつ伏せ!
これではどうエコーを当てても性別がわかるわけありませんよね。
毎回土下座しているような感じで、性別どころか顔もわからず、現代の日本において顔も性別も出産前に全くわからない珍しい赤ちゃんだったのではないでしょうか。
(一体私のおなかにはどんな人が入っているのか、、、?)と、謎の人物をおなかに宿しながら歩く健診からの帰り道。
妊婦健診もいよいよ34週で終盤。
肝心のエコーの時の体勢は、、、、、
またうつ伏せ!
この頃は赤ちゃんが大きくなって、おなかの中がぎゅうぎゅうに詰まっているためさらに性別がわかりづらく、先生からは、「もう産まれるまでわからないかも。」と言われ、この時点で産前に性別を知ることを諦めました。
先生曰く、「20年以上ここでお産に携わってきたけど、産まれるまで性別も顔もわからなかったのは、体重100kg超の超大柄な妊婦さんとあなただけ。」と言われました。
一体どんな頑固者が私のおなかの中にいるのか?
結局お産の時まで性別はわからず、(でもわからないってことは多分女の子なんだろうな)と思いながらお産当日を迎えました。
陣痛が来てからは性別など気にしている余裕はなくとにかく今この辛い時間が終わって欲しい一心でしたが、
やっぱり生まれてきたのは女の子!
ここでもし男の子だったとしたら、分娩台の上で、「おーーーい!」と赤ちゃんに突っ込みを入れていたことでしょう。
性別がわからなくてちょっと困ったのは名づけです。上の子もいて、お産ギリギリまで仕事があって忙しかったので、男でも女でもいけそうな名前を考えておきました。
そして今、はっちょは1歳になりましたが、確かにいつも放っておくとうつ伏せで寝ています。
その姿を見るたび、妊婦だった頃を思い出します。おなかの中でも、うつ伏せが大好きだったもんね!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:園内せな
年齢:30代
子どもの年齢:0歳と3歳
猫好きで猫アレルギー持ちのイラストレーター。たてものの設計のお仕事をしていたけれど、育児中につきイラストレーターに転向。
Instargam:@senasonouchi
website:sena sonouchi illustration
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