こんにちは。けろまいまいこです。
今回は私が双子の第二子&第三子を妊娠した時の、ちょっと不思議な思い出についてお話しします。
当時「2人目妊活」をしていた私。
予定日をすぎても月経がなかったため妊娠検査薬を試したところ、見事に陽性反応が出たため、第一子の時と同じように6週の半ばごろに病院に行きました。
初回で心拍の確認が取れたので、次回までに役所で母子手帳をもらってくるように言われました。
撮影されたエコー写真には小さな可愛らしい胎嚢がひとつ。
出された妊娠証明書には「単胎か多胎か」という項目があり、もちろん「単胎」のほうにマルがつけられていました。
数日後、母子手帳を取得するべく長女を連れて役所へ行く途中、信号待ちをしていると背後から
「おっ、双子ちゃんかい?可愛いね〜」
という声が聞こえました。
振り向くと、双子の赤ちゃんを連れたママさんが年配の紳士に声をかけられているところでした。
双子用ベビーカーの中でニコニコ笑う2人の赤ちゃんを見て私は
「双子の赤ちゃん…!!可愛いなあ…いいなあ……」と、
メロメロになってしまいました。
その後、なぜか私の頭の中に「双子」の2文字が棲みつくようになりました。
役所で母子手帳を交付されている時も、
(さっきの双子ママさんは母子手帳2冊もらったのか…双子だから当たり前か…)
家に帰って一息ついても、
(双子…双子か…大変だけど可愛いだろうなあ…)
あまりに「双子」のことばかり考えてしまうので、
(いやいや、2人目を授かれただけでも奇跡!『双子がよかった』なんて思ったらお腹の赤ちゃんがすねてしまう)
と思い直し、なるべく考えないようにして次の健診を待ちました。
そして2週間後…。
8週半ばで迎えた2回目の健診。
エコーを始めるなり先生が
「あれっ!奥にもう1人隠れてた!双子ちゃんですね!」
一度は「単胎」と診断されたのに、こんなことがあるんだ!と驚きました。
私が診察台の上で下半身すっぽんぽんのまま大はしゃぎして喜んだのは言うまでもありません。
私は月経不順で排卵誘発剤を服用していたため、双子を妊娠したこと自体はそこまで想定外の出来事ではありませんでした。
それに近年、双子妊娠の数は増えてきているので外出先で双子ちゃんに出会うことも珍しいことではありません。
でもあのタイミングで偶然双子ちゃんを見かけて、それがずっと頭から離れなかったのはちょっとした奇跡だなと今でも思っています。
もしかしたらお腹の中にいた双子が
「お〜い、双子だよ〜!1人じゃなくて2人いるんだよ〜」
って教えてくれていたのかもしれない…。
そんな不思議な出来事でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:けろまいまいこ
年齢:30代
子どもの年齢:5歳、2歳(双子)
毎日をなんとなく適当に生きている主婦。趣味はごろごろすることと絵を描くこと。苦手なものは料理と掃除。
Instagram:@pamskii3
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