妊娠がわかって2ヶ月くらい経った頃、急にウエストあたりに発疹が出来ました。
最初は痒くなってきたら嫌だな~と呑気に思っていたのですが、だんだんピリピリとした表面の痛みが現れ始めました。
母に「なんかこのポツポツちょっと痛いんだよね~病院行こうかな」と軽い気持ちで愚痴を言ったところ「帯状疱疹じゃない!?」と返ってきました。
帯状疱疹という単語も初耳だったのですが、検索するととても症状が似通っていたので急いで近くの皮膚科へ。
近くの皮膚科は人気もあるのでかなりの混雑でした。やっと診察の順番が来て、先生に診てもらうと案の定「帯状疱疹ですね」とのこと。
薬を塗って様子をみましょう、との事で一安心。できるかと思いきや「妊婦さんなんですか?じゃあこの薬を使って良いか確認しないとですね」
そうか…妊娠中って薬の制限も色々あるんだった!でも、皮膚科の先生なら妊婦でも使える薬を出してくれるよね~なんてのほほんと構えていたのですが
「心配なのでかかりつけの先生にこの薬を使ってもいいか確認してください。確認できたら処方箋を書きますので」と診察は一旦終了。
あっ先生が判断するのではないのですね!?と驚きつつ、それでも産婦人科の先生への確認を促してくれるのは安心するなと思いました。
そしてそれほど慎重にしなくてはいけないのだとちょっと引き締まる思いもしました。
産婦人科へ電話すると「わかりました、先生に確認して折り返しますね」と受付の方が対応してくださいました。
5分後くらいに着信があったので出てみると「お産が始まってしまったのでしばらく待っていてください」と言われ、びっくり!
産婦人科ならではのまさかの展開!皮膚科の受付にそのことを伝えて待合室で待たせてもらうことに。
30分くらい待ちましたが、無事に「その薬は大丈夫です!」と連絡が来て塗り薬を手に入れることができました。
退職までのしばらくの間、制服もウエスト部分が患部に当たって痛さにうめいていましたがしばらく薬を塗り続けて徐々に治っていきました。
当時仕事のストレスも多く、そんなところに妊娠が重なって症状があらわれたのではとのことでした。
第二子である娘の妊娠中にも帯状疱疹が出来たらどうしよう~と心配していましたが、その時は何事もなく過ごすことができました。
ただ、後遺症のようにストレスがかかるとピリッとした痛みが現れることがあります。
今は自分の体調不良ですぐに薬を服用することができますが、妊娠中は本当に気を配ることが多かったなぁとしみじみ思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:笹吉
年齢:30代
子どもの年齢:息子4歳、娘1歳
お絵かきが趣味の主婦です。食欲旺盛な息子と最近読み聞かせが板についてきた夫と暮らしています。痩せたい。
ブログ:笹吉育児絵日記
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