こんにちは!はなわめぐみです。
6歳の娘と2歳の息子を育てています。
連載では息子が産まれる前、娘が2歳の頃のことを遡って書いています。
流産後、2周期を置いて妊活再開が許可され、夫婦で話し合いました。
流産後、一度も涙を見せなかった夫。
元々感情を表に出さないタイプの夫。
この一言で、私はやっと夫の悲しみに触れた気がしました。
「ここまで」と決めた期限は、失ってしまった子どもと同学年で産まれることのできる周期まで。私の中でどうしても同じ学年で産みたいという気持ちがありました。それ以上は娘の幼稚園入園もあるため、一度休むことにしました。
そう決めたは良いものの、妊活してすぐ妊娠しました!!!!なんてうまくいくわけもなく、あっという間に最初に決めた「とりあえず最後の周期」にする月がやってきました。
その頃になるともう私は「同じ学年に!」とこだわることに疲れてしまっていました。
これで一度休憩と思っていたけど、もう休憩したらこれ以降妊活はしないかもしれない…妊娠してもまた悲しい結果にならないとは限らない。それなら、ここでもう2人目に区切りをつけて、娘とどう過ごすか考えてもいいのかもしれない。
そんなことをぼんやりと考えていたら
妊娠検査薬陽性!
すぐに夫に報告。お互い「喜びすぎないように」と言いつつ、ソワソワソワソワしてしまいました。
病院に行くまでは不安がつきまといました。
「また心臓が動いてなかったらどうしよう」
「またうまく育たなかったらどうしよう」
ようやく予約が取れた日にどうしても娘の預け先がなく、娘と一緒に産婦人科へ行きました。
不安な顔をしていたら
娘が一生懸命励ましてくれました。
その日は心拍は確認できなかったものの、明らかに前回とは違う、赤ちゃんらしき姿とチラチラ動く心臓らしきものが。
どうかどうか今度こそ無事に育ちますように。
それだけを願ってつわりを乗り越え、上の子の育児と妊娠との両立を乗り越え、無事3月に息子、まーくんが産まれてきてくれました。
「妊娠出産は当たり前のことではない」
妊娠に直面した人なら誰でも一度は聞く言葉ではないでしょうか。
恥ずかしい話ですが、私は実際に自分が流産をして初めて無事産まれてくれることの尊さを実感しました。
娘と息子が元気に育っていることに感謝をして、もう1人の私の子どものこともずっと大切に想っていきたいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:はなわめぐみ
年齢:30代
子どもの年齢:6歳、2歳
instagram:@mgmhnw
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