2014年(平成26年)に妊娠したとき、最初の健診で体重の増加についてこういった説明がありました。
当時の私はBMI18.5未満だったので、9kg〜12kgの増加が好ましいとのとこでした。
これを聞いて、私はといいますと
ものすごい余裕をかましていました。
赤ちゃんが約3kgで、胎盤や羊水を合わせても大体5kgほどなら4kg〜7kgは体重が増加しても問題無しってことなのだと解釈していたのです。
出産に備えて血液や脂肪が増えることは考えていませんでした。
それに加えて、元より体重が増えにくい体質だったので、増やすほうが無理!と、体重については何も気にせずとも大丈夫だとすら思っていました。
しかしその次の健診で……
まさかの体重注意を受けることになったのです。
母子手帳にドンとハンコまで押されてしまいました。
これには当然、驚きです。だって、体重にはまだまだ余裕があるはずなんですもの。
じゃあなぜ注意をされたのかと言いますと
増加の仕方に問題があったからでした。
ただただ単純に数値内に収まっていれば良いというものではなく、短期間で急激に増えるのも注意の対象だったのです。
もしこのペースのまま増加していくと、体重の管理指導(食事の記録をして提出等)が入りますよと、健診後に理想の食事や栄養バランスの話を聞き、いつもより少し遅い時間に帰宅となりました。
このくらいのことでも、そこまでしっかりと注意を受けるのかと、体重についてこれまで自分の考えがどれだけ甘かったのかと思いしらされた日でした。
ここからは食事の量を気にしながら自宅でもお風呂前に体重計に乗るようにし、体重の増加をチェックするようになりました。
その甲斐あってか、これ以降の健診では体重の注意を受けることはなく、出産直前の健診では妊娠前より7.7kg増という結果となりました。
そして第二子を妊娠した2019年(平成31年)には、このときのことを思い出してクリスマスや年末年始も食べすぎないよう気をつけ、特に注意を受けることなく最終の増加は8.7kgでした。
こんな感じで、私が出産した当時は体重の増加に厳しかったのを覚えています。
これは今も変わらないのかな〜と何気なく“妊娠中の体重の増加”で調べてみたら、なんと令和3年に改定され、目安が引き上げされていました。
新たな目安は、妊娠前のBMIが18.5未満では12kg〜15kgの増加、BMI18.5以上25.0未満では10kg〜13kgの増加、BMI25以上30未満では7kg〜10kgの増加、BMI30以上では上限5kgを目安に個別で対応としているそうです。
日本産科婦人科学会によると、妊婦が痩せすぎていることによって赤ちゃんの発育に影響がでるおそれがあるとのことだそうです。
あんなにうるさ……厳しくなくても良かったんじゃないか〜。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:チカ母
年齢:30歳
子どもの年齢:7歳
2014年6月に娘・チカを出産。同年8月より育児絵日記ブログ「抱っこだ立つんだ揺れるんだ」を開始。抱っこが大好きな娘のお陰で、腕だけやたらとたくましいお母さんです。
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