こんにちは。一年生の息子と2歳の娘を育てているすずかと申します。
前回は上の息子の破水の話をしたので、今回は下の娘の破水の話をしたいと思います。
臨月のある日、夕飯のカツを揚げていると、なにやらじわじわと生理痛のような腰にくる鈍い痛みを感じました。
ん?と思い、感覚を測ってみると陣痛の波のような気がします。
産院へ電話をすると、来てくださいとのことだったので、急いでシャワーを浴びて向かいました。
一時間ほど痛みの様子をみて、弱いけれど痛みの間隔が縮まってきているしこれは陣痛だねということで入院することになりました。
時はコロナ禍真っ只中。立ち会いはありません。
しかし、今回は二人目の出産。
大体の流れがわかっているので一人でも全然平気です。
そして、無痛分娩なので陣痛の痛みは全く感じません。(痛みの具合は体質や産院にもよります)
タブレットでお絵描きをしたり、友達と「陣痛きたよー」などたわいないメッセージのやり取りをしたりと、とても優雅なひと時を過ごしていました。
しばらくすると、陣痛が強くなってきました。
痛みは無いのですが、子宮がジワンジワンと収縮をしている様子が強く感じられます。
時々様子を見にきてくれる助産師さんによると子宮口はまだ開ききっていないとのことでした。
そういえば破水もしていません。
夜だったこともあり眠くなり、うとうとし始めました。
「いつ産まれるかなぁ。無痛って本当に楽だなぁ。何もしなくても勝手にお産が進んでいく…」なんて考えていると…
下腹部で何かが弾けました。
一瞬の出来事だったのですが、水風船が割れる様子をハイスピードカメラで撮ったような不思議な映像が脳内に浮かんできたのです。
一人目の時はお股の間からちょろちょろと水が流れてきて「これって破水!? 尿漏れ!?」とオロオロしてしまいましたが、今回は「これは破水だ」という妙な確信がありました。
早速、助産師さんにナースコールです。
なんてやり取りをして、完全に眠気が吹き飛びました。
いよいよ産まれてくる!
子宮の筋肉の収縮を感じる痛くない不思議な陣痛を感じながら、ただただその時が来るのをじっと待ちました。
そして、何事もなく、先生にはお手本のような安産だったねと言われるくらい、本当に何事もなく無事娘を出産しました。
一人目の息子の時は破水からお産が始まったので、二人目も同じかな?と思っていたのですが陣痛からでした。
破水の時に浮かんできた脳内イメージも、息子の時は静かな感じでしたが、娘の時は激しい感じで全く違います。
現在、息子は本を読んだり工作をしたりと静かに過ごすことが好きな子に、娘は元気いっぱい外遊びが大好きな子に成長しています。
あまりにも破水の脳内イメージそっくりなので、三つ子の魂百まで…いや、胎児の魂百まで…なんて思ったり。
同じ母体なのに、こんなに違うなんてやはり人体は不思議と思った出来事でした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:すずか
おしゃべり息子のおかげで賑やかな日々を過ごしていたのですが、娘が産まれてさらに賑やかになりました。 インスタでゆるゆると子育て絵日記を描いています。
インスタグラム:@suzuqua
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