3年間の妊活を経て、やっと子どもを授かった私。
学生時代からの生理不順もあり、今まで数えきれないほどの妊娠検査薬をムダにしてきました。
少し生理が遅れたり、熱っぽかったりするだけで妊娠しているような気になっても、結果はいつも陰性。1週間後にはリセットという繰り返しでした。
そんな私が実際に妊娠した時に経験したのは、未だかつてない体調不調の嵐!「もしこれで妊娠していなかったら、何か深刻な病気では…」と思ったほど。
今回は、その時のエピソードをご紹介します。
妊娠3週ごろ(妊娠前の最後の生理から約3週間)から始まった最初の身体の異変。
それは、「体のほてり」でした。
ちょうどその時、雪国に出張に行っていた私。ビュービュー風が吹いて、周りの人が縮こまって歩いている中、私だけ上着を脱いで涼しい顔で行動していました。
そして、仕事後の飲み会ではお酒を一杯飲んだだけで顔が真っ赤っかに!いつもは顔に出にくい私。トイレの鏡を見て驚きました。
妊娠4週に入ると、いつもなら生理の遅れに期待できる頃。それなのに、この時ばかりはテンション1ミリもあがらず。妊娠検査薬も使う気持ちになれなかったんです。
テンションが上がらなかった理由は、3週ごろとは一変して襲ってきた「異常な寒気」でした。
風邪をひいた時の、身体の奥の方がブルブルッと震える感じ。「あ、これなんかやばい」というあの感覚が、朝から夜まで続いていました。それなのに熱は出ず、鼻水や咳もない。どれだけ部屋をあたたかくしても震えがおさまらず、とにかくあたたかいお茶を飲み続けていました。
最後の一つは、「病みメンタル」です。
いつもは少しでも体調が悪いと、すぐ病院に行くタイプなのですが、この時は一切外に出たくありませんでした。そして、異常な寒気が1週間続いた頃には、自分が何か深刻な病気だと思い込み謎にベッドで号泣…。最弱豆腐メンタルだった私、生理も遅れていて、さっさと妊娠検査薬を使えば良いはずなのに、妊娠じゃなかった時の方が恐怖でなかなか使う気になれませんでした。
ようやく重い腰をあげて、妊娠検査薬を使ってみると、みるみるうちにあの線が現れました。人生で初めて見た陽性ラインにうるうるしながら、「やっぱり妊娠してた…病気じゃなかったんだ」と安心しました。
今考えると、家に引きこもっていたのはお腹の中にいる新たな命を守るための防衛本能だったのでは…?と思います。人生で初めての症状が続き、明らかにいつもとは違う!そんな妊娠判明前の数週間でした。
妊娠判明前にこれだけの自覚症状があるパターンは珍しいのかも知れませんが、風邪や病気だと思ったら、実は妊娠していたというのはよくあるようです。
みなさんも、もしいつもと違う…!と思うタイミングがあれば早めに検査してみてくださいね。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:はぐはぐ
年齢:アラサー
子どもの年齢:1歳
娘のおせと1歳と女子力高めな夫、猫2匹とのんびり暮らし。ぐうたら育児生活を送っています。新生児から現在までの育児漫画をInstagramで毎日投稿中!時々、ママ向け英会話の先生。
Instagram:@hughug_baby
ブログ:はぐはぐブログ
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