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帝王切開で産む場合、何人まで産めるの?! by 愛田あい

こんにちは!3児ママのあいです。
 
みなさんはお子さんが何人ほしいとか、何歳差にしたいといった希望はありますか?
私はぼんやり子供は2人くらい、2歳差くらいかな?なーんて思っていましたが

そんなにうまくはいかないし、自分が希望すれば何人でも産める...というわけではありません。
実際、私は子供たちを3人とも帝王切開で出産していますが、3回目でドクターストップがかかり、3人目が人生最後の出産となりました。
もともと子供は2人くらいかな?と思っていたので、3人も授かり、無事に出産することができ悔いは一切ありません!

ですが、「産める人数に制限がかかることがある」という事実は、自分がストップをかけられるまであまり考えたことがありませんでした。
今日はこの話を少し深掘りしたいと思います。

1人目を帝王切開で産んだ時、退院する際の診察ではこんなふうに説明されました。

具体的に何回まで出産が可能かは特に説明がなかったか、あっても記憶に残らなかったのか... 当時私は経膣分娩への憧れが捨てきれていなかったので、「次は下から産めるかもしれない」という可能性の方が強く印象に残りました。

出産できる人数について初めて知ったのは2人目の妊娠の時です。
里帰りのため1人目とは違う病院で出産することになったのですが、転院時の検診ではっきり説明されたのを覚えています。

この頃私は、上の子のことを思うと安全な方法で出産したいという気持ちに変わっていて、経膣分娩へのこだわりはすでになくなっていました。 また、当時は子供は2人と思っていたので、3回までと聞いて特に悩むことはありませんでした。

「本当にこれが最後なんだなぁ」と痛感したのは、3回目の妊娠の時です。
3回目の妊娠ではこんなやり取りがありました。

どうやら、その人の子宮の状態、切開方法、病院の方針などによって、「絶対に3回まで」と明確に決まっているわけではないようなんですね。

私の場合、2度の帝王切開により子宮壁が薄くなっており、子宮破裂のリスクが高くなるのでやはり3回までが望ましいという結果でした。

子宮の状態は素人にはわからないので、こうやってしっかり説明してもらってすんなり納得できました。また、このやりとりを経て、自分はこれが最後の出産なんだという覚悟ができたように思います。
悔いはありませんでしたが、できていたことができなくなるというのはやはりなんだか寂しい気持ちにはなりましたね。出産後も、執刀医から再度今後の妊娠は推奨しないとハッキリ言われました。

これらの経験から、友人に帝王切開について聞かれた時は、
・私の場合は帝王切開の出産は3回までと言われた
・子宮の状態によっては必ずしも3回とは限らないらしい
・子宮破裂のリスクが高い
という理由で私は3回でドクターストップだったという事実をお話しています。インスタグラムで帝王切開を経験したママたちとこの話題になった時、やはり病院の方針によって、あるいは母体の状況によってドクターストップのかかる回数はばらつきがありました。

4回帝王切開できたというママもいらっしゃいましたし、2回目でも癒着や子宮壁の薄さといった母体の状態からドクターストップがかかったという方もいらっしゃいました。

明確な家族計画がある方や、自分の状態が心配な方は、一度検診の際などに確認してみると良いかもしれません。
しかし、やはり体にメスを入れるということは、何かしらのリスクを伴うものなんだなと再認識しました。帝王切開って大変だ。そして妊娠出産ってやっぱり奇跡ですね...!   
今回もお読みいただきありがとうございました。

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著者:愛田あい
年齢:アラフォー
子どもの年齢:6歳、3歳、0歳

ゆるくポジティブがモットーの3児ママ。等身大の3人育児を発信するインスタグラムは、白目を剥く日々に共感してくれる戦友がたくさん集まっています♪

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