こんにちは。インスタで育児漫画などを描いている、みたんと言います。
現在、幼稚園年長の男の子と年少の女の子を育てているママです。
この連載では、私が2人の子どもを妊娠していたときに体験した、エピソードあれこれを紹介させていただいています。
今回は「妊娠中の温泉」についてです!
温泉っていいですね…
もちろん私も温泉は子どもの頃から大大大好きで、家族でよく温泉旅行に行ったりしました。
夫とも温泉でゆっくりして、美味しいご飯とお酒を飲むのが大好きだったので、初めての妊娠中、つわりがピークを超えた後の妊娠13週ごろに「近場の温泉でいいから、つわりの気分転換に行こうか」という話になりました。
もちろんお酒は飲めないけど、温泉であったまったらつわりでズタボロになった胃腸の調子もよくなって、旅館のバイキングのご飯も美味しく食べれるだろうな〜と…
今回はそのときの「温泉」についてです。
張り切った私は、すぐに行き先を決定して宿泊の予約を取りました。
温泉も海に面していて、すごく気持ちよさそうな感じ…
何の気なしにそのまま、「妊娠中初めての旅行だから…なにか注意しておくことあるかな?」とネットで調べていると…
「妊婦は温泉に入っていいの?」 というワードが目に止まりました。
私は助産師なのですが…完全にノーマークでした…
普通に入っていいと思ってました…
お風呂は…当たり前だけど入っていいよね!?
温泉のお湯には、何か妊娠中によくない成分でも入ってるのか!?
全然知らなかった…….!!!!!
これはすぐに詳細情報を確認せねばーーーっ と焦りつつ、ネットサーチを開始。
そして得た情報の結論から言うと….
むしろ温まってリラックス効果もあり、妊娠に伴う諸症状(肩こり、腰痛など)の改善にも繋がるのだとか!
調べてみると、なにやら以前は「温泉法」という法律で、妊婦の入浴が禁じられていたらしいのです。
温泉の一般的な禁忌症(この症状がある人は温泉に入っちゃダメ!というもの)の中に、「妊娠中(とくに初期と後期)」が含まれていたんだとか。
でも医学的根拠がないということでこの項目は撤廃され、現在妊婦さんは法律的に問題なく温泉に入れるそうです。
しかしながら、実際に温泉に行ってみると、結構「気をつけなくちゃなあ」と思うことがありました。
まず一つ目は、「温泉は普通のお湯より滑りやすい!」ということです。
このときはまだ妊娠初期だったのでお腹が出ていませんでしたが、妊娠中期〜後期に旅行に行った際は本当に「気をつけなきゃ…!!!」と思いました。
お腹が大きく前に出てると、バランスが取りづらいのです。
おまけに第二子妊娠のときだと、上の子も連れてきてたりして….
以降、もう息子は多少嫌がっても(ママがいいといつも大泣き)、夫がいる男湯に連れてってもらおうと心に決めました。
そして、妊婦が温泉に入る時気をつけたほうがいいこと二つ目は…
「のぼせるほど長く浸からないように」ということです。
私は妊娠前からお風呂でのぼせやすいタイプで、高校生のときに実家のお風呂でものぼせて倒れたことがあります。
1人でスーパー銭湯に行った時も何回かヤバイことがありました(必死に水を飲んで休憩して、事なきを得ました)。
なので、赤ちゃんや羊水に水分を取られていて脱水を起こしやすい妊娠中こそ、さらにのぼせやすくなるので注意しないといけないなあと思っていました。
毎回、妊娠中に温泉(もしくはスーパー銭湯などの大浴場)に入る時は脱衣所で事前に水分をしっかり摂るようにしていました。
そのおかげもあってか、以前やらかしたような「のぼせ事故」もなく、妊娠中もハッピーな温泉ライフを送ることができました!(妊娠中、温泉には通算5回、近場のスーパー銭湯も含めると相当な回数行きました….)
みなさまも、妊娠中は特にお足元と水分摂取にお気をつけて、温泉でリフレッシュしちゃってください。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:みたん
年齢:30代
子どもの年齢:4歳、3歳
インスタグラム・ブログにて日々のいろいろをイラストで描いています。元看護師・助産師、今は専業主婦。子どもは2歳差の兄妹(KPくん、ツーちゃん)。夫は天然です。
ブログ:みたんぶろぐ
インスタグラム:@mitandays
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