私自身は3回の妊娠のうち、3回とも食べつわりでした。
3回目は吐きづわりも併発したことと、双子妊娠だったこともあって少し様子が違っていたので、今回は1回目と2回目のお話をしたいと思います。
1回目。
とにかく口の中に何かを入れていないと気持ち悪くなるため、飴、ガムなど、なるべく1つが口の中で長持ちするものを選んでいました。
そして必ず(!)外出時にも持ち歩くようにしていました。
最初の頃は飴、ガムが多かったです。
外回りの仕事をしていたのですが、お客様の前にいる時以外はずっとなにかを口に入れていたように記憶しています。小さくて持ち運びもしやすく、小分けにしてポケットに入れておけば気持ち悪くなった時にすぐ取り出せます。
しかし、食べつわりの影響もあったのかもしれませんが、とにかく初期からお腹がすいて仕方がありませんでした。
気持ちが悪くなっても吐き気まではいかなかったのですが、そこに空腹が追加されると気持ち悪さが倍増してしまいます。
なので、お腹が空かないようにするために少しずつ少しずつ食べるものが大きくなっていくことに…。
飴やガムがラムネやグミになり、小さめのチョコレート、クッキー、小さいおにぎり、最終的には普通サイズのオニギリをたくさん食べるようになってしまいました(笑)
外回りの時は、お昼や休憩にコンビニに寄って食べたいものを食べる。
幸い吐き気があるだけで実際吐かなかったし、味はなんでも大丈夫だったので、とにかく好きなものを好きなだけ食べていました。
「食べられる物を食べられる時に」
つわりの時期によく聞く言葉ですが、これには「食べづわりに関しては別」という言葉を付け足していただきたいと思います。
朝ごはん、オニギリ、間食にオニギリ、昼にオニギリ、サラダ、おかず、コンビニのホットスナック、デザート、間食にオニギリ、夕飯しっかり、これらの間にずっと食べ続けてる飴、ガム、お菓子類。
さぁなんということでしょう。
安定期に入るまでに、+10kgです。
おかげで妊娠期後半の体重管理がとても大変でした。
(その話はまた別の機会に詳しくお伝えしたいと思っています!)
さて時は流れて2年後、2回目の妊娠。また食べづわりです。
1回目の経験を活かし、なるべくカロリーの低いものを食べようと考えていました。
最初の頃こそカロリーが少なく、お腹に溜まりそうな
・豆腐
・こんにゃくゼリー(カロリーオフのもの)
・春雨スープ
・サラダ
・合間にシュガーレスの飴やガム
を積極的に摂っていたのですが
結局、お腹が減ってご飯の時間に多めに食べてしまうという事態に。
「お腹が空くと気持ち悪くなるから」という免罪符を胸に、
本当によく食べていたと思います。
また、味の薄いものよりも濃いものの方が美味しく食べられて、気持ち悪さも和らいだので結局味が濃くて美味しいハイカロリーなものに手が伸びてしまいました…。
「妊娠中はよく食べたくなるという噂のポテト」も
例に漏れず私もよく食べていました。美味しかったです。
休みの日は「なんとなく体に良さそうだから」という理由で果物を食べていたように記憶しています。
最初は「妊娠中はさっぱりした甘酸っぱいものが欲しくなると聞いた」ということで、主人がグレープフルーツを大量に買ってきましたが、私にはあまり合わず(笑)。
干し梅も一時ハマりましたが、すぐに飽きてしまいました。
そもそも私自身が酸っぱいものが好きなタイプではなかったので。
「酸っぱいものを欲する」というのは人によるのかな…と感じました。
また、つわり中によく欲する食べ物として「お腹の子が女の子なら甘いもの、男の子ならしょっぱいもの」というお話も聞きますが、私は両方美味しくいただいていたので、(1回目も2回目も男の子でした)性別と食べ物の関係性はあまり感じたことはありません。
ただ、妊娠中どうしても食べられなかった、というよりも食べたくなかったものがひとつありました。
3回の妊娠、全部でそうだったので、もう体質なのかな?とも思っています。
それは「ネギ類」。
なぜかネギを食べると、口の中にネギ臭さがずーーーーーっと残る感覚になってしまい、口の中がネギっぽくて気持ちわるい…という状態になってしまいました。
長ネギ、ニラ、玉ねぎ、全部だめでした。
特にダメだったのが薬味としてのっている生のネギ類。
エスニック系のランチを食べに行った時に「ネギ抜きで」と言ったらとても変な顔をされたことをよく覚えています。
これは妊娠中通してで、つわりが治ったあとも、出産を終えるまで続きました。
不思議なもので、出産したらピタッと治ったのですが…
普段はネギ類、よく食べるので、なぜそうなってしまったのか謎のまま…
食べづわりの中でも唯一食べられなかったものでした。
結局のところ、つわりの症状が人によって違うように、食べづわりでも食べられるものが限定されてしまう人もいれば、私のようにネギ以外ならなんでも食べられる人もいるし、千差万別だと思います。
「食べられるものを食べる」のが一番!というのは前提として、
食べづわりの場合は「気持ち悪くてもある程度食欲をコントロールしないと大変なコト(体重)になる」と思います。(結局2回目もつわり時に10キロ増しました…)
ここまで読んでいただきありがとうございました!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:おぐらあんこ
年齢:30代
子どもの年齢:8歳、6歳、1歳双子
フリーランスのイラストレーター・漫画家兼4人の子供たちを育児中の母。 家の中心で家庭を回すと見せかけて、家族に全力で振り回される日々。 Instagramとブログでドタバタ日常エッセイ漫画を描いてます。
Instagram:@4kids_anko_twins
ブログ:キミらと愛しのドタバタ暮らし
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