こんにちは。4歳の娘を育てるライター&イラストレーターのなつめももこです。
妊娠すると、元気な赤ちゃんを産むために運動をしてみようかな、と思う妊婦さんもいらっしゃるかもしれません。
しかし、妊娠中は今までどおり思いっきり元気に体を動かせるわけではないですよね。わたしも妊娠を機に「軽く運動を始めよう」と思っていた1人ですが…。
妊娠していることがわかり、私が気になったのは食事や運動。
やはり自分の体のなかで赤ちゃんを育てて出産するのですから、自分の体を健康にしなければ!と思いますよね。特に、会社と自宅の往復で運動不足だった私は「体力をつけなくちゃ」と考えていました。
しかし、運動しようにも妊娠初期にはつわりがつらくて、運動どころかいつもどおりの生活を送ることすら困難。
妊娠中はどのようなトラブルがおこるかわかりません。無理をしないのが一番です。
「つわりが終わったら、夫とゆっくりウォーキングしよう」と楽しみにしていました。
つわりから解放され、体調が落ち着いてきたころ。私は夕食後に夫とウォーキングを開始。とてもわくわくしていたことを覚えています。
なにをしていても吐き気があり、座っていることもつらかったつわりの時期。それを考えると外を気持ちよく歩けることは、すごく開放感がありますよね。
私は「あれ?もしかしてお腹が張ってる?気のせい?」と気がかりな気持ちもありつつ、ウォーキングを優先してしまいました。
それからまもなく、私は切迫流産、切迫早産と診断されてしまいます。ウォーキングだけが原因ではないと思いますが、当時の私は運動を控えるべきだったんだなと、あとになって悔やみました。
妊娠初期は、母体や赤ちゃんの体を考えて激しい運動を控え、軽い運動をしたいときは医師に相談してから始めるようにしましょう。
つわりが落ち着いて、体調が回復したとしてもあせりは禁物。自己判断で運動を始めず、やはり医師に相談するのがベストです。
運動不足で体力が落ちると、出産が大変なのでは?と心配になるかもしれません。
実は私、切迫早産といわれ妊娠中期からずっと寝たきりの生活をしていて、運動どころか家の中を歩くことすらほとんどできませんでした。それでも、なんとか出産し、現在娘は4歳に。
もちろん、体づくりのため、リフレッシュのため、運動ができるにこしたことはありません。ただ、一番大事なのは妊婦さんの体と、お腹のなかにいる赤ちゃんです。
「運動したい!」と思ったときは無理せず、体調優先で医師の判断のもと、できる範囲で楽しんでいきましょう。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:なつめももこ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:4歳
滋賀県在住のライター&イラストレーター、管理栄養士。人間関係に悩んでいた正社員時代に「負の空気を背負ったまま娘と接するのはよくない!」と思い、退職してフリーランスに。Twitterやインスタで、日々の子育てや出産時のことなどを発信中。
Twitter:@natsume_momoko
Instagram:@natsumemomoko
ブログ:なつももblog
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。