スペイン・バルセロナの育児事情をお届けしているこの連載、前回、スペインの子どもが夏休みに通うサマースクールについて描きましたが、今回はそのつづきです。
さて、実際のサマースクールはどんなかんじなのか?
私が通ったわけではないので情報が不確かな部分も含むのですが、息子が通ったサマースクールはこんなかんじだったみたいです。
いまだにバレーボール情報は疑っている……笑。
ところで、この最初の週は楽しく通っていたぽっちんでしたが、次の週は知人のお子さんたちがバカンスでいなかったため、スペイン人の中に日本人ひとりとなり、そうなるともう絶対行かない!となり…
いや~大変だった…口から白い煙が出そうなくらい大変だった…。私も毎日かなり悩んだし、途中でぽっちんは知恵熱だすし(知恵熱ってホントにあるんだね!)、朝だけで一日のエネルギーを使い果たす毎日でした。
でも先生たちは移民に慣れてるから協力的だったし、迎えに行くとぽっちんは笑っているので、それを心の糧に、なんとか通い続けました。
最終日、ご褒美にいつもは禁止しているコーラとチョコを持って行って、この施設内のベンチで2人で飲んでたとき、泣けたなあ…。コーラ飲みつつ泣いたの生まれて初めてでした。あのときの青空はまぶしかった。
結局、ぽっちんにとってはスペイン人の中で頑張ったというのが自信にもなったらしく(よく自慢してくる笑)、夏にしっかりプールで遊べたのもよかったし、いろんな意味で、親子でいい体験だったサマースクールでした。
とはいえ、近所のスクールじゃないから送迎に時間かかるし、朝に疲れすぎて、期待してたほどは仕事できなかったけどね!笑
著者:ハラユキ(カワハラユキコより改名)
年齢:アラフォー
子どもの年齢:5歳
イラストレーター。道楽者の男子母。著書に『女子が踊れば!』(幻冬舎)、『王子と赤ちゃん』(講談社)、『うわばみ妊婦』(マイナビ)、『週末プチ冒険はじめました』(KADOKAWA)。阿佐ヶ谷銭湯部主宰。ブログでは、道楽いろいろや息子ぽっちんの育児などについて、思いつき更新中。現在、スペイン・バルセロナ在住
ブログ:http://ameblo.jp/new-kaityo/
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