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息子1歳8ヶ月、両乳首の噛み傷のため予告なしの強制断乳。4日間の戦いの記録

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〇おっぱい星人、おっぱいをガブリ

完母で育った息子はおっぱい星人。

保育園に通っていたので、昼間こそ飲まないものの、保育園に行く前、帰ってきたあと、もちろん寝かしつけ時と、おっぱいから離れない子でした。

1歳半を過ぎた頃から卒乳の方法を探り始めていましたが、ワーキングマザーとして走り回っていた母には、抵抗する息子をなだめる元気も自信もなく、だらだらと授乳を続けていたのでした。

 

1歳8ヶ月を過ぎたある日、何かのはずみで乳首を噛まれ、さらに同じところを何度かがぶりとやられ、授乳のたびにズキズキと痛みがはしるようになりました。

それをかばうために反対側でばかり飲ませていたら、今度はそちらも痛みはじめてしまいました。

 

〇突然の断乳。そして長い夜のスタート。
最初こそ我慢していたものの、突如、「もう無理!」と我慢の限界がきて、何の前触れもなく授乳途中で強制終了。

寝かしつけ中でうとうとしていた息子は、突然の打ち切りにもちろん号泣。

泣きました。叫びました。暴れました。

なんとか抱っこや歌やトントンでなだめること1時間。母も子も疲れてダウン。


1時、目を覚ました息子。ふたたび1時間の戦い。母子、疲れてダウン。


3時、ふたたび。
5時、ふたたび。
8時、ふたたび。

 

そしてそのまま保育園へ。

母も眠い目をこすりつつ仕事へ。

 

〇ラウンド2。うまくいくかと思ったが・・・

18時、保育園からの帰宅時は、いつも荷物を置く間もなく授乳だったので、覚悟を決めてお迎えへ。

家に着くとすぐに大好きなバナナとみかんをあげると、食べる、食べる。

そのまま、すかさず夕食タイム。

夕食も食べる、食べる。

そしてそのまま、すかさずお風呂へ!

 

あくびを連発しはじめ、このままうまく寝てくれるか?と期待したものの、そう簡単にはいきませんな。

この日の寝かしつけの戦いは3時間におよびました。


その後、夜中に2度起き、それぞれ1時間の戦い。

さすがにくじけそうになる母でしたが、乳首の痛みを思い出すだけで寒気がするのと、これまでの戦いが無駄になるのは避けたく、なんとか鞭打って乗り切りました。

 

〇変化が見られた3~4日目、そして祝・ご卒業!

すると3日目になると、急におっぱいを求める回数が激減。

朝や夕方は好物のバナナやみかんにすんなり食いつき、夜の戦いも1回に。

さらに4日目になると、夜中に起きることもなくなりました。

 

ということで、約4日間で戦いは終了。

その後は、まったく乳を求めるそぶりを見せず、子どもの適応力にただただ驚くばかり。


後遺症としては、母のおっぱいの張りが3日目には限界を迎え、マッサージに駆け込んだことと、息子がみかんを食べ過ぎてじんましんになったことでした(汗)。

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著者:かしえ
年齢:38歳
子どもの年齢:3歳9カ月と1歳6カ月

走る音、戦う音、ケンカの声…。男児2人が暴れまわり、日々騒音が増す家で細々と仕事をする編集者&ライター。目下の悩みは次男の卒乳問題。長男に負けないほどのおっぱい星人で、さらに暴れん坊度、負けん気は2倍増し。荒れぶりが恐ろしすぎて、卒乳に踏み切れない弱気な母です。

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