上の息子が3歳0カ月、下の娘が1歳0カ月の時のことです。
公園に行き、そして買い物の帰り道、あっちにこっちにいきたがる息子に、
しつこい位声をかけながら歩いていました。(この頃はまだ、手は断固としてつないでくれなかった)
そんな時、娘が騒ぎ始めました。
抱っこをしろと…
しかも悪いことに、この日は抱っこ紐…忘れちゃったんですよね…
この暑い中、家まで300メートル程、ベビーカーを持って上の子を見張りながら、しかも抱っこで歩くなんて…!
なんとかベビーカーに乗っていて貰おうとする私ですが…
そんな親の事情なんて関係ない、アタチはいますぐ抱っこして欲しいのよ!とばかりに娘は泣きだします。
泣き叫ぶ娘をベビーカーに立たせたまま歩けるはずもなく…
息子に「ほら、そっちいかないの!」と、注意をしながら娘を抱っこすると…
ベビーカーあるある現象。
そして、倒れたベビーカーを直していると息子が…
まさかのW抱っこ攻撃…!
まだまだ甘えたい兄3歳。
妹を抱っこするなら俺もしてくれ!空気なんて読まないぞ!
ベビーカーに乗ってくれという母の叫びは空しく
空に消えるだけです。
息子も公園で遊んで、疲れて眠かったのでしょうね…
こりゃダメだ…
母も腹をくくりました。
汗が滴るほど暑い中、娘を抱っこし、前かがみになって息子をおんぶ。(首がしまって苦しい)
そして片方の手でベビーカーをおしながら帰りました。
重かった。そして暑かった。
元から痛めていた腰が瀕死になりました。
でも、不幸中の幸いで、外でのW抱っこはこれが最初で最後でした。
W抱っこじゃなくても、小さい子供を連れて歩くのは、散歩だけでも大変ですよね。
息子は3歳半になるまで絶対手を繋いでくれなかったので、外に出る時は本当に目が離せなったです。(手をつなごうとすると、しゃがみこんで動かない)
ある時は13キロ以上ある子を抱っこしてひたすら歩き、ある時は手をつないでくれないので、しつこい位声をかけながら歩き…
何が一番大変って、車や人、自転車などに気を張るのが一番大変でしたね。
常に周囲を見回しながら、子を見ていた記憶が…。
今もまだ5歳と3歳なので、気をはって歩くのは同じですが、手をつないでくれるだけで本当に楽になりました。
抱っこはまだまだ3歳の娘がせがみますが、今はかなり楽しんで散歩が出来ています。
あの頃の自分、大変だったね、頑張ったね!と褒めてあげたい。
でも、不思議と笑ってしまう思い出です。
>>>次回のエピソード:「抱っこ、ちて」「オッパイちょーだい」息子3歳、遅れてやってきた赤ちゃん帰り
著者:フクミー
年齢:34歳
子どもの年齢:4歳と2歳
勤めていた会社が潰れ無職になったのを機に妊娠を考え始め、29歳にて妊娠そして帝王切開にて出産。現在は一男一女の子育てに追われながら趣味のブログを子どもが寝静まった夜に更新する毎日。
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