不妊治療を始めて一般不妊治療では妊娠出来なかった僕たちは、人工授精に望みを託したのですが、それでも願いは叶いませんでした。
もちろん人工授精も一回で諦めたわけではありません。
三回試みたのですが妊娠することが出来なかったのです。
僕は不妊治療をして子供を授かることの難しさを痛感しました。
世の中、公平ではないのは知っているけど子供を授かることも公平じゃないんだ。
望んでいない人が子供を手放すケースだってあるのに、望んでも望んでも子供を授かることが出来ないなんてやるせないな。
そんなことを思うようになっていました。
僕ら夫婦はこれからどうするか話し合いました。
このまま不妊治療を続けるべきか・・・。続けても妊娠出来る気がしません。
かといって一回数十万、場合によっては100万円の費用がかかる体外受精は経済的にも苦しいし・・・。
僕は本当に妊娠できなかったら養子縁組をしてもらおうと考えていました。
妻は僕に昼型の生活に戻って欲しいと言いました。
この頃僕は夜勤の仕事をしており妻とは昼夜真逆の生活リズムだったのです。
夜勤の生活が僕の身体にも合わず常に消耗していて妊活にも支障が出ていました。
僕自身、夜勤になってから妻との擦れ違いも多く、このままでは良くないなと感じるようになったのです。
話し合いの末、昼型の生活に戻るため僕は転職を決意しました。
僕が昼型の生活に戻ることを決意すると妻はとても安心したようでした。
不妊治療中、妻は今までずっと一人きりで夜を過ごしていたので一緒にいることが出来
、安心してもらえるようになりました。
妻は不妊治療を続けながら自分の体のケアを始めました。
食生活の質にこだわり健康を意識し体質改善を図っていったのです。
それからしばらくしてのことです。ある日突然妻が言ったのです。
「妊娠した!」
「!?・・・今なんて?」
次回に続きます。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:shin
年齢:31歳
子どもの年齢:1歳0か月
1歳児の男の子のパパです。子育てで感じたことや子育てあるあるを絵日記にしています。皆様に共感して頂けたら幸いです。イラストレーターになることを夢見て日々インスタグラム(shinmopapani)にアップしております!
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