こんにちは、イシゲスズコです。
今回は梅雨の時期を前に、我が家のカサ事情のお話です。
甥っ子の入学祝いに買ったのは「カサ」
この4月に甥っ子が小学校に入学しました。
伯母として入学祝いに贈ったのは「カサ」、理由は「何本あっても困らないから…」
この切実な理由の背景には、我が家の涙なしには語れない「カサ事情」があるのです。
今まで一体何本の傘を買ったことか…
長男が入学したとき、家に置いておくものと学校に置く予備の分の2本のカサを買いました。
その最初のカサは何ヶ月もったかなぁ…
「折れた」
「破れた」
あげくに「先が取れた」
長男、次男、(ときどき娘)、そして三男…
彼らのためにこれまで一体何本のカサを買って来たことか。
自己申告するならまだ良い方。何も言わないまま壊れたカサをそのままたたんで玄関に置き去り、からの雨の日に開いてビックリ、なんてことも何度もありました。
雨の日の発見を避ける目的も込めて、雨の後の晴れの日には必ずカサを開いて干すのが私の習慣となりました。
雨上がりの我が家の庭に並ぶ4つのカサ。
(私と夫は車移動なので基本雨でもカサはあまり使わないので)
子どもたちのカサを開くのは毎回ギャンブルのような感じ。
バサッと開いたら穴があいててガックリ、骨が折れててため息。
4つ並んだ時はホッと一息です。
ドライブレコーダーをつけて見たい
どうやったらこんなにカサが簡単に壊れるんだろう、というのは、私の長年の疑問でもありました。
三男が「骨が強く折れない」とデカデカと書かれているカサを1日でぶっ壊して帰って来たときは怒る気力もなくただただガックリ。
どんな使い方をしたらこんなことが…ドライブレコーダーでもつけて見てみたい、こっそり隠れて見に行ってみようか…そんんなことを考えたりしていました。
カサが壊れる理由が判明
そんなある日、学校に用事ができて向かったのがちょうど低学年の下校時間。その日は午前中雨が降っていて、下校の頃には雨はやんでいました。
用事を済ませて学校を出たときに私の目に飛び込んで来た光景で、長年の謎がひとつ解けたのです。
水路の横を歩く子どもたち。
1人は開いたままのカサを水路にバサーーーっと突っ込んで何かをすくおうとしています。
もう1人は側溝のフタにカサの先を突っ込んで棒高跳びの要領でぴょ〜んと飛んでいました。
イキイキした笑顔で遊ぶ子どもたちの様子に、大きくなった息子たちが重なります。
あぁ…あの子たちもこうやって、楽しくカサで遊びながら帰って来てたに違いない…
中学生になっても…
中学生になった上の子たちはさすがにもう以前の勢いでカサを壊すことはなくなっていた、はずでした。
が相変わらず折れたの無くしただの、折り畳み傘が閉じなくなっただの。
いつになったら自分のカサの心配だけすればよくなるんだろう…と遠い目をしながら今日も子どもたちのカサを干しています。
著者:イシゲスズコ
年齢:40代
子どもの年齢:中学生から小学生の4人
九州の片田舎在住、ぼちぼち働く4児の母ブロガー。生活のなかで出会ういろんなことをあれこれ考え込んだブログ「スズコ、考える。」を運営。Twitterの男児育児あるあるをまとめた共著「#アホ男子母死亡かるた」(アスペクト)がある。
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