アメリカで子育てをしていて戸惑うのはレストランでの食事。
多くのレストランにキッズメニューがあり、子連れで入りやすい雰囲気でとてもありがたいのですが、そのメニューの内容がなんというか”いかにもアメリカ”なのです。
定番キッズメニューを紹介してみます。
マカロニに濃厚チーズソースをからめたもの。具はない。
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分厚い。具はチーズとサラミのみ。
彩りでピーマンを乗せたりという発想にはならないらしい。
分厚いチーズをはさんで焼いたパン。山盛りのフライドポテト添え。
キッズメニューはミニハンバーガーも定番ですが、大人用バーガーは野菜入りなのにキッズのは大抵野菜なしで肉とチーズだけ。子どもはみんな野菜食べない前提…?
ささみフライの山盛りフライドポテト添え。
Fish&Chipsもそうですがフライの付け合わせがフライというメタボ習慣がすごい。 ポテトは野菜ということか…
素パスタ。
ソースはバター・チーズ・マリナラ・アルフレッド(生クリームとチーズのソース)などから選べる。マリナラがトマトソースなので唯一野菜がちょっと摂れる。からめるのは液状ソースだけで、もちろん具はない。
ほぼ炭水化物と脂質しかないやん!タンパク質は少しあるけど!野菜はどこだ!! と、メニューを眺めるたびに食育の大切さを再認識するのでした。
それにしても、野菜のかけらもない食事に抵抗を感じる時点で、日本の食育は完成しているように思えます。旬のものを食べるとか化学調味料を使わないとか細々こだわらなくとも、現時点で最低限の食育はできているような…と思わせられるメニュー。
また、マカロニチーズだけの夕飯に全く罪悪感を感じない国と比べ、野菜は必ず入れて品数豊富に…と日常的にやっている日本は家庭料理作りの負担が大きすぎる!
少しでも負担を減らすためにとりあえずみんな食洗器買おう!という気持ちになるのでした。
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眉屋まゆこ
Twitterにて育児マンガを連載。子育てママユーザーから共感を得て作品が拡散、様々なWEBメディアに取り上げられるなど話題になる。大手育児情報サイトなどでも連載開始。
Twitter:https://twitter.com/m_mayuya
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