こんにちは!ゼクシィbabyみんなの体験記をご覧の皆さま。
おませな10歳娘と、自由人な8歳息子を育児中の、ズボラ母のぺぷりです。
出産後、我が子と対面して、「こんな子がお腹の中に入ってたのか~」と
不思議な感覚が湧いてきました。
お腹に宿った時からずっとずっと会いたかった我が子。
ずっと愛しく思いながら10月10日お腹で育ててきた我が子。
産後ハイも手伝って、沢山写真を撮りました。まだ大して動かないから、ほとんど同じ構図の写真を量産してしまいました。
ちょっと表情が違うのとか、どっちも捨てがたくて選べない!
出産当日から、立派に親バカやっていました。
「子どもが生まれたら、年賀状が子ども一色になるのとか、わかるわ~」とか思いながら。
その後も、日々成長する子どもを見ていると、シャッターチャンスの連続で、すっかりカメラが趣味になりました。
これまでもカメラは好きでしたが、いかんせん、被写体探しに苦労していました。
しかしどうでしょう?コロコロ変わる表情、短い手足で一生懸命に動き回る、この愛おしい存在。撮らずにはいられません。赤ちゃん・子どもって最高の被写体かもしれない…!この時そう悟りました。
ポートレート用のレンズを買い足して、どんどんカメラ沼にハマっていく私(笑)。
子どもと遊びに行くのは、私の日課でもあり、いい気分転換にもなっていました。
特に屋外だと子どものはしゃぎようもすごいし、そんな子どもを見ているのも幸せだし、楽しそうな子どもの大切な思い出を写真に残せた充実感もとても高くなります。
はじめてみる虫に目が点になる姿。
吹き出る噴水の中で、服をびちょびちょにして飛び回る姿。
仲のいいお友だちと、お揃いのカチューシャをして嬉しそうな姿。
夫と一緒に海でうきわにつかまって笑う姿。
義実家の前でお遊戯会のダンスを披露して、恥ずかしがりながらも楽しそうな姿…。
子どものこれまでの人生の色んな瞬間を沢山切り取ってきました。
けれど………
その場に必ずいたはずなのに、私の姿だけ、どこにもないことに、ある日ふと気づきました。
そう、いつも撮影者になってばかりで、一番たくさん過ごしたはずの、自分と子どもの日常の姿がほとんどないことが、とても淋しくなりました。もちろん、思い出の中にはいるんだけど、形として残っていないから、いつか忘れ去ってしまうのか…そう思って。
「はいチーズ」で撮った写真ももちろんいいのだけど、
子どもと一緒に寝落ちした姿とか、頑張って作った離乳食を顔に噴出されて呆然とした姿とか、まだよちよち歩きの子どもと歩幅を合わせながら、微笑んでいる姿とか……
そんな自然な日常を切り取った写真が欲しい…!!!
難しいのは承知です。でも、本当にお母さんって自然な写真が無いんです。パートナーがシャッターチャンスを逃さないカメラマンタイプならいいですが、そうじゃない場合、本当にゼロ枚なんです。私がそうです。
なので、パートナーは、たまでいいので、お母さんと子どもの自然な写真を撮るようにしてほしいですし、お母さんも、パートナーに撮ってと頼んで欲しいです。(我が家のように、頼んだその瞬間しか(もちろん自然な姿ではない)撮ってくれない場合は…諦めるしかないですが…涙)
子どもの成長は本当に驚くほど早いです。その時の姿はその時しか残せないから…私のように後悔しないようにしてくださいね!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ぺぷり
年齢:30代
子どもの年齢:10歳、8歳
おませな10歳娘と、自由人8歳息子を育児中のずぼら母です。
インスタグラム:@pepuritan
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