私の通える範囲にある不妊治療専門クリニックは初診にかかる前に説明会に参加しなければなりません。説明会は予約制で1回の参加人数が限られているため参加するのまでに1ヶ月以上待たなければなりませんでした。
産婦人科でうまくいかなかったり、漢方を求めて東京まで行ったり、妊娠率を高めるためにネットで検索した運動をしたり、食事に気を付けたり…
いろんなことがあっての不妊治療専門クリニック説明会当日は「とうとうここまで来た!」という感無量感がありました。
旦那さんもとても積極的で、仕事を休んで一緒に参加してくれました。
説明会では、院長がクリニックの治療方針、治療方法、これまで積んできた実績と研究成果などをとてもわかりやすく説明してくださいました。とても納得できる内容で、このクリニックの医療技術があれば赤ちゃんを授かれると希望を持てるものでした。
一方で、どんなに高い医療技術があっても加齢による卵子の残りがなかったらどうしようもない、40歳の卵子ではダメなんじゃないかという不安がとても強くなりました。
そんな時、先生の口から「妊娠するために皆さんにできることはー」という言葉が出てきました。
その先に続く言葉に期待した結果、聞けたのはー
自分自身でできることは何もない…
何もない…
説明会の後、不妊治療専門クリニックで妊娠できなかったら本当に子どもを諦めなければならないんだと身に染みて感じ茫然自失でした。
けれど、子どもを授かるために自分達にできることがあるのではないかと話し、
妊娠までは医療の力を借りる
私自身は胎児を元気に育てられる体づくりをしていく
そう割り切って、前向きに妊活を進めることにしました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:Taro(たろ)
年齢:42歳
子どもの年齢:1歳
7歳年下の旦那さんと40歳で出産した息子と過ごす在宅ワーカー。夫婦の日常、子育てのことをインスタグラム 「Taro記:今日もほのぼの生きてます」 でゆるゆると描いてます。
インスタグラム:@taroki_hnbn
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