我が家の5歳の娘・イチコ。ひょうきんで夢見がちで、なかなか面白い性格をしていると思うのですが、実は、少し気にしいというか、失敗することや負けることをものすごく嫌がる一面があります。
失敗しそうなことは初めからやらないし、勝負事も勝つ可能性が高いもの以外は参加したがりません(友達とのかるたやかけっこ遊びなど)。ピアノの練習も、ピアノ教室に付き添っている私の前ではやりますが、夫やばぁばの前では、できないところを見られたくないので練習しません。先生によると、幼稚園でも勝負事に負けたらものすごーーーく悔しがるそう。想像できる…。
親としては、失敗を恐れず何事も挑戦してほしい!と思うのですが、本人はなかなかそれは難しいようです。
「失敗してもいい。何回も挑戦することがかっこいい」
「負けても次がんばればいいし、負けて学ぶこともあるよ」
と伝えても全く響きません。
そんなとき、ふと幼稚園の先生にその話をしました。
え、長所?活かす?
どういうことか詳しく聞こうとしたのですが、その後はなんだか濁されてしまいました。
失敗を恐れて挑戦しないことを長所と捉える…。そしてそれを活かす…。
つまり、失敗しそう、負けそうということがわかっているということは、自分の実力を認識できているということ?
自分を買いかぶらず、場合によってはコツコツ努力ができるのかもしれない。
できること、やれることを積み上げて極められる性格なのかもしれない!
とはいえ新たに挑戦させたい物事もある…。
そんなときは、親の私は、イチコが安心して挑戦できるように、どうすれば上手くいくかシミュレーションしたり、直接的ではなくても挑戦させたい物事につながる練習を促せばいいのか!
そして失敗したがらないイチコですが、内容によってはやりたがることもあります。包丁を使いたがるし、ゲームもしたがります(ゲームは失敗したらめっちゃ怒るけど…笑)。
興味のあることには挑戦できるので、「失敗しても大丈夫」という経験はそこでさせてあげることができそうです。
また、「挑戦しない」という選択は、もしかしたら怪我をしにくいのかも…!自分の力量がわかってるから、無謀なことはしないというか。それはありがたい!
イチコの失敗を恐れて挑戦しない負けず嫌いな性格…。長所として見て、伸ばせるところは伸ばし、フォローすべきところはフォローしてあげようと思います!
難しそうやけどね…(すぐ「やってみたらいいやん」とか言っちゃいそう…!笑)。がんばります!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:モチコ
年齢:30代
子どもの年齢:5歳、2歳
ひょうきん系の娘イチコ(2014.3生まれ)と癒し系の息子二太郎(2017.2生まれ)を育てている関西人主婦。ブログとinstagramで子育て4コマ&イラストを公開しています。
ブログ:「かぞくばか~子育て4コマ絵日記」
インスタグラム(アカウント:@mochicodiary)
書籍:「育児ってこんなに笑えるんや!」ぴあ出版(6/21発売)
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