あけましておめでとうございます!グラハム子です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さてさて、わが家のいつもの朝の光景をご覧ください。
こんな感じで、私が急かさないと子ども達は動きません。
一個何かをやったらすぐ手が止まってしまう。これがスタンダードでした。
うちの子達の通う幼稚園には、とっても褒め上手な先生がいます。
会うたびに何かしら褒めてくれます。ただ幼稚園に来るだけでで褒めてくれるレベルです。
(どうしてこの先生はこんなに褒め上手なんだろう?私も褒め上手になりたい・・・!)そう思った私は、先生の褒めるポイントを観察してみました。
すると・・・
先生はこのように、子どもがブロックを1個片付けた段階で既に褒めているのです!(もし私だったら、ブロックが全部箱に入った段階ではじめて褒めると思います)
褒め上手な先生は、最後までできていない段階でも、「今できた小さなこと」を毎回すぐに褒めてあげているのでした。それに気付いた私は、家で早速試してみることにしました。
こんな風に、何か行動するたびに毎回褒めてみました(褒めると言うとちょっと大げさかもしれません。前向きな声かけをしたり、時に褒めたりするようにしました)。そうすると、不思議なことに子ども達は途中で手を止めることなく、最後まで集中して朝の準備を終えることができました。
それ以来、いろんなところでこの「スモールステップ褒め」を実践しています。例えば、娘の自転車練習の時も『乗れるようになってはじめて褒める』のではなく、
こんな感じで、一見あたりまえに思えるようなことでも、前向きに声かけをしました。
すると娘は1回も「もう嫌だ」と言うことなく、練習を楽しみながらあっという間に乗れるようになりました。(息子の自転車練習の時はそうできなかったためか、「もう嫌だ」と言われ、時間がかかってしまいました。息子よ、ごめん)
でも、毎回こんなに前向きな声かけをしたり、褒めたりしていたら、声かけがないと動かない子になってしまうのでは・・・?とも考えました。
しかし、今のところ、うちの子達は大丈夫そうです。むしろお友達やお互いの良いところをよく見つけて、「にーにお靴揃えててかっこいい」など、お互いをよく褒めるようになりました。
また、子ども達を褒めるときに、私がもうひとつ大切にしていることがあります。
それは「結果だけを褒めない」ことです。
私自身子どもの頃、親から「テスト良い点でエライね」「大会で入賞、よくやったね」など、結果を褒められて育ちました。そのせいか、(次もテストで良い点を取らなくちゃいけない、大会で入賞しないといけない)(前回と同等以上の結果を残さないと親に幻滅されてしまう)と、プレッシャーや不安がいつも心の隅にありました。
なので子ども達には結果だけを褒めるのではなく
子どもの頑張りを褒めるように心がけています。
子どもを褒めるって、簡単なようでなかなか難しいですよね。また自分の子だと特に。
なので私は
「スモールステップで褒める」
「結果よりも頑張りを褒める」
この2つを大切にして過ごしています。
著者:グラハム子
年齢:30代
子どもの年齢:5歳と4歳
いたずらっ子で元気いっぱいな兄妹に振り回されているお母さん。堅あげポテトと甘いコーヒーが好き。 家族が寝たあと夜中にインスタグラムで育児絵日記を描いています。
※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。