こんにちは、ユーラシアです。新年度ですが、幼稚園でお世話になった先生が退職したためちょっと寂しい今日この頃です。
それはさておき、昨年の春、息子は生まれて初めての「クラス替え」を経験しました。嬉しいことに年少さんクラスではたくさんのお友達ができ、中でもある男の子とはお互いに「けっこんしたい!」というくらい仲良しに(結婚……!?)。
親から見てもソウルメイトと言っていい程の気の合いようで、家では寝ても覚めてもその子の話をしていました。
しかし年中のクラス編成が発表され、衝撃が。一心同体だったその子とクラスが別れたことが判明したのです。
さぞやガッカリして、しばらく落ち込むだろうな……と、新しいクラス表を見せるのが憂鬱でした。
しかしいつまでも隠してはおけないので、息子に伝えることに。私が暗くなってはよくない!と努めて明るく話したつもりですが、それでも私の周りにはどんより感が漂っていたと思います。だってあんなに仲良しで結婚願望すら芽生えるほどのお友達ができたのに、その子と離れてしまうなんて、やっぱりとても残念で……!
でも息子はケロッとした顔で、
「クラスがちがっても会えるし、あたらしいお友達もできるでしょ!」
後ろ向きな私は「親友くんと離れてしまったし、新しいクラスで楽しく過ごせるか心配……」と、クラス替えのマイナス面にばかり着目して気落ちしてしまっていたのですが、息子の前向きな言葉に感銘を受けました。
別れは新たな出会いのチャンスでもあるのですね……その発想を忘れていた……。
そしていざ年中さんになった昨年度。息子の言葉通り、親友くんとはクラスが離れても休み時間や学年全体での活動など一緒に過ごす機会は十分にあったようで。年少の頃のように「寝ても覚めてもその子の話」という程ではなくなりましたが、友情は今もしっかり続いているみたいです。
その上で、息子も親友くんも新クラスでお友達をたくさん増やし、お互い幼稚園生活をより一層エンジョイしているようでした。子ども達の前向きさや新しい環境への適応力にしみじみ感心します。私も見習いたい。
これを書いている時点では年長のクラス編成が未発表のため、次はどうなるかまたも私がドキドキしているのですが、望むようなメンバーにならなくても息子はきっと大丈夫だろうと思っています。もし落ち込むようであれば、昨年息子自身が言った「いつでも会える、そして新しいお友達もできる」という言葉で励ましたらいいかもしれません(子供の受け売りする親~)。
とにかく年長さんとして幼稚園最後の一年、存分に楽しんでもらいたいです。私にとっても幼稚園と関わるのが今年度が最後となるので、油断せず行きます。とにかく役員決めが無事に終わりますように……(結局これが一番心配)。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ユーラシア
年齢:30代
子どもの年齢:5歳
2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。
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