感染症対策による外出自粛ムードで最近はどこにも出掛けられていません。長女の提案から、せめて家族で思い出作りにと花火を買った私。
ところが、肝心の花火をする場所が思い当たらず、困ってしまいました。
これまでは帰省中に妻の実家や私の実家の庭で気にすることなく、花火ができていたのですが、我が家は住宅街にある庭なしのアパート暮らし。近所に花火ができそうな公園はありますが、このご時世、勝手に場所を使ってやっていいものやら判断がつきません。
悩みに悩んだ末、自治会長さんに相談することにしました。
その日、娘を連れて自治会長さんのご自宅へ。断られたらどうしようかと内心ドキドキしながらご相談。
「30分程度で済みますので、今晩子どもと花火をさせていただけないでしょうか?」
すると、自治会長さんからは「いいですよ、30分と言わずお好きなだけどうぞ。子どもと気兼ねなく遊べる地域でないといけませんからね。何か周りから言われたら私の名前を出しなさい」と心温かいお言葉をいただけました。
「ありがとうございます!」と親子でお礼。おかげで無事にその夜は家族で花火を楽しむことができました。
今回のことで改めて思うことは、自分が子どもの頃と比べると、子ども達が安全安心に伸び伸びと遊べる場所って少なくなってきているなぁということ。加えて今のコロナ禍の影響でますます遊べる場所がありません。
そんな中、自治会長さんのように子育てに寛容で理解ある対応をしてくださることは親としては本当にありがたい!この地域に住んでいて良かったなと心から思ったのでした。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:金星
年齢:30代
子どもの年齢:長女(8歳)、 次女(5歳)
二人の娘と妻の四人家族。お仕事しながら漫画ブログ・イラスト描いてます。ラーメン大好き。
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