息子は7月生まれのため、新生児期は夜間のエアコンの使い方を悩みました。
昼間はともかく、一晩中使うのは体に悪そう…
エアコンをつけっぱなしだと大人でも体がだるくなるし…
どうしても「エアコン=悪」というイメージが強く、夜間はタイマーで
すぐに切れるようにしていました。
それでも連日の熱帯夜。
出来るだけエアコンに頼らず快適に寝られるようにと、赤ちゃん用の
接触冷感素材で作られたひんやりシーツを買ってみました。
しかし、熱を発散させて体感温度を下げる仕組みのため、寝返りしないと
背中に熱がこもってひんやりしない様子でした。
まだ寝返りができない新生児では効果が見られず…
おまけに、「汗腺の数は乳幼児期に決まり、クーラーの効いた快適な部屋で過ごすと
体温調節が苦手な子供になってしまう。その結果熱中症のリスクが高まる」
という説をテレビで見たことがあり、それも気になっていました。
将来を見据えて汗をかかせたほうがいいのか?
それとも現在寝苦しいならそれを解消すべき?
悩んで色々と調べていたら、
「猛暑日などに寝ている間に体温が急上昇すると乳幼児突然死症候群(SIDS)
になる危険性がある」という記述が!!
体温上昇を防ぐために基礎代謝を減らそうと筋肉が弛緩し、呼吸が弱くなって
低酸素血症に陥り、突然死を引き起こす危険があるとのこと…
恐ろしい恐ろしい恐ろしい!!!
この時期一番心配だったのがSIDSでした。
静かに寝ていると不安で何度も寝息を確認する日々。
(エアコンでちょっと冷えても鼻風邪ひく程度だろうし、SIDSよりはいい!)
と慌てて夜間もしっかりエアコンを使うようにしました。
・風が直接当たらない場所に寝かせる。(衝立を置いたり、ベッドの柵にバスタオル等をかけると直の冷風よけになって良いそうです)
・冷気は下に溜まるので、必ず枕元に温度計を設置。
・温度26℃~28℃(夜間は28℃)、湿度40%~60%が目安。
・外気との差を5℃以内に設定。
等の注意事項に気をつけて深夜は継続使用し、明け方に外気が十分冷えていれば
エアコンを消すようにしました。
結果、寝付きがよくなり体も楽そうでした。
新生児はまだ体温調節中枢が未熟で気温と一緒に体温が上下してしまうため、大人が寝苦しい環境は赤ちゃんにとってものすごく負担とのこと。
冷えすぎを気にするあまり夜間熱中症になる例は結構多いそうです。
過剰にエアコンを恐れずうまく使わなければいけないと再確認しました。
ちなみに「乳幼児期に汗をかかないと汗腺の数が云々」の件について。
一歳過ぎた今年の夏、抱っこひもであちこち外出したり本人の運動量が増えたりで
汗をびっしょりかいております!
いっぱい汗をかいて遊ぶ機会は二歳半までに十分ある様子!
体が未発達な新生児のうちは、出来るだけ体に負担がかからないよう快適な環境にするのが最優先だと思いました。
>>>次回のエピソード:乳首から乳カス!産前のおっぱいマッサージを毎日続けた結果…
著者:眉屋まゆこ
年齢:みそじ
子どもの年齢:1歳
2015年7月生まれのマイペースな息子・ヒロ坊の育児漫画をTwitterで描き散らしているおばさんです。
Twitter:https://twitter.com/m_mayuya
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