生理予定日辺りになって、いつもと違う体の調子に「もしかして妊娠しているかも!」と思ったりする事はあると思います。
妊娠を待ち望む女性であれば尚更、妊娠超初期症状について調べた事はあるでしょう。
妊娠超初期症状とは、妊娠0週~3週の間の妊娠超初期と呼ばれる時期に起こる症状で、眠気や倦怠感、吐き気、肌荒れ、頭痛、少量の出血(着床出血と呼ばれるもの)、下腹部の痛み、基礎体温の変化など人によって症状は本当に様々です。
しかし、妊娠2週0日が排卵日に当たり、0週~2週の間は子宮にはまだ変化は起きておらず、妊娠検査薬でも妊娠の判定は出ないので超初期の間に妊娠に気づける人はかなり少ないようです。
つわりなどで妊娠したと実際に感じられるのは妊娠4週を過ぎた頃からになります。
生理前に起こる症状ともよく似ているので、症状だけで妊娠しているかの判断はかなり難しいです。実際に、私も長女を妊娠する前はなんとなくお腹が痛いとか、足の付け根がチクチクするとか頭痛がするなどちょっとした症状で妊娠を大いに期待して、生理が来ては落ち込むということを繰り返していました。
面倒くさがりな性格なので、基礎体温をつけておらず、もしそれをしていたら(基礎体温も100%確実ではないかもしれませんが)体のサイクルの目安になるものがあったので、そこまで落ち込まずに済んだのかなと思うこともあります。
当時、私は子どもが欲しいと思い始めた頃で、毎月生理予定日が近づくにつれて少しでも体に不調が出ると、ネットで調べて当てはまっていると喜んで、生理がきて意気消沈するなど、一喜一憂していました。
ある時は無理矢理こじつけて、妊娠しているに違いないと思い込んだ事もありましたがもちろん妊娠しておらず、結局落ち込むという日々を過ごしていました。
そんな事を半年ほど続けていると、自分自身がだんだん疲れてきているのが分かり、そんな様子を見ていた夫も少しイライラし始めていたこともあり、もう超初期症状の事は考えない、当てにしない、しばらく子どもを作ることから少し離れようかと考えていたある日、ふと抜け毛の多さに気付きました。
お風呂で大量に抜け、仕事中も何気なく髪の毛を触ると抜けていました。あまりに抜けるので心配になって同僚に抜け毛の相談をすると、季節の変わり目のせいだと言われたので最初は私もそう思っていました。
しかしその後すぐに寝不足でもないし、疲れているわけでもないのに急激な眠気に襲われて仕事中や食事中は睡魔との戦いになりました。
普段生理痛などもなく、生理の前も体にハッキリとした違和感を感じることは全く無かったので、今度こそは妊娠かもしれない・・・と思い毎晩飲んでいたお酒をやめ、生理予定日を待ってから期待半分不安半分で妊娠検査薬で調べてみると・・・ついに妊娠してたことが分かりました!
今まで散々ネットで知識を得たつもりでしたがまさか抜け毛が私の妊娠超初期症状として現れるとは・・・とかなり驚きました。
考えないようにしようと思った矢先の妊娠だったので、妊娠超初期症状は、一つの目安にはなりますが、こればかりを気にしてしまってそれがストレスになり、妊娠しにくくなってしまっていたのかなと実感しています。
しかし、飲酒や薬の関係もあるので、自分自身を追い込まない程度に妊娠超症状の存在を知っておくことも大事だと思います。
後日、美容師さんに抜け毛のことを伝えると「普通は産後に抜けるって言うけどね」と言われ、その通り産後も抜け毛に悩まされ、抜け毛に始まり抜け毛に終わる妊娠生活になりました。
ちなみに、産後1年経ちましたが最近やっと髪のボリュームが戻ってきました。次の妊娠でもまた妊娠超初期から髪が抜けだしたらと思うとゾッとします。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:いわみー
年齢:28歳
子どもの年齢:1歳1ヶ月
手捏ねパン作りが趣味で、いつか娘と一緒にパンを作るのが夢のアラサー主婦
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