こんにちは、肉子です。
不妊クリニックで体外受精を行うべく、質のいい卵子をたくさん摂れるようがんばっていた時のお話です。
毎日のホルモン注射で卵胞を育て…いざ採卵!
人によって、何個の卵子が摂れるのかは完全に個体差とのことです。若いから卵子がたくさん摂れるとは限らないんですね。
直前のエコーだと、20個は摂れるだろうと推測されていたので期待大です。
ちなみに施術は全身麻酔でした。
この図のように、採卵の針が痛点に触れるか触れないかで全然痛さが違います。
どうか、麻酔から覚めても痛くありませんように…。
うん…何も覚えてないです。すみません。
看護士さんいわく、全身麻酔で気絶した後は
「肉子さん、ずっと寝言を叫んでましたよー」
とのことで…ヒィ~!!
なにを叫んでたのかすごく気になるのですが、怖すぎて聞けませんでした。
旦那の悪口とか下ネタとか恥ずかしい内容じゃありませんように…
みなさん、全身麻酔だとこういうこともあるんですよー。気を付けましょう。
採卵の結果、7個が摂れました。
えっ、直前のエコーで「20個ぐらいの卵胞が育ってる」って言ってなかったっけ…?
と不審に思い、そこも突っ込んでみました。
なんと、育った卵胞に卵子が入っていない、いわゆる「空胞」と呼ばれるモノが13個ぐらいあったそうです。
く、空胞……なんて虚しい言葉があるんだろう。
なんか、いままでわたしが妊娠できなかった理由がやっとわかった気がします。
けど、7個も卵子が摂れたんだし、今回はこれで良しとしよう。
夫婦で話し合って
「子供はふたりぐらい欲しいね」
と言ってたから、7個って言われて一気に心の余裕ができた気がします。
けれど、採卵の次のステップ…受精がまた厄介でして。
7個の卵子ぜんぶが受精できるとは限らないのです。
精子と出会わせても、育たずに死んでいく卵子のほうが圧倒的に多いのです。
はぁ~~!?
7個あれば半分ぐらいは残るかと思っていたのに…
1個…。
50万ぐらいお金使って、受精卵1個……。
一気に脱力しました。けど、これは病院が悪いわけではなく、近年よくメディアでも言われる「卵子の質」によるものなのです。
どうやら、わたしの卵子の質はけっこう低いらしいということが判明しました。
嘆いても受精卵は増えてくれないので、次回はスケジュール通りその大事な1個の受精卵を子宮に移植します!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:肉子
年齢:37歳
子どもの年齢:3歳・1歳
100人婚活地獄から這い上がり30歳で結婚。健康には自信マンマン・産む気マンマンなのに不妊でずっこける。成果が実り、現在は2児の母。
ブログ:ヲタ腐ダイアリ
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