妊娠したい。そう思えば思うほど、なかなかできなくて不安でした。
高温期に突入すると「今度こそ妊娠したかも」と、いまかいまかと焦る気持ちでいっぱいに。
私の高温期は12日間でした。
高温期最終日はドキドキものです。生理がこず高温期が続けば妊娠の可能性があります。
時間が経てば妊娠をしているかどうか分かることですが、早く結果を知りたくて仕方がなかったです。
ときにはフライング検査をしてしまうこともありました。
子宮のなかの様子を目で確認したい!と思うほど、妊娠の有無が気になりました。
妊娠をしたかどうか、ほかに知る方法はないものか。
そこで私は妊娠を経験したママたちに、生理前に現れる妊娠超初期症状について聞いてみることにしました。
すると意外にも、ふだんと違った症状が現れたママが多かったのです。
特に一番多かったのは「おりものの変化」でした。
排卵日に受精したとすると、着床日はその日から約1週間後。
よって生理予定日ごろに、おりものの変化が現れるケースが多いようでした。
排卵期とは違った卵白状のおりものが出た、茶色のおりものが出たというママも。
なかには、まったく変化が見られなかったママもいて、妊娠超初期症状は十人十色であることも分かりました。
これらの話を聞いた私は、自分のおりものがどう変化していくのかを観察してみることに。いつもと違う変化を察知するためには、普段のおりものを知っておく必要があると思ったからです。
意識しておりものの状態を観察していくと、量や質感に変化が起きていることが分かりました。
排卵期が近づくごとに粘度の強いおりものが増え、生理前にはサラサラしたおりものに変化します。
今まで何気なく見ていたおりものですが、周期ごとに変化していくおりものに体の不思議を感じました。
観察を始めてから数カ月後。生理が来そうだなと思っていた予定日ごろ、ふだんとは違うおりものの変化に気付いたんです。
いつもであれば、少ないはずのおりものの量が明らかに多い。
排卵期に見られるおりものの質感とも違い、白っぽい卵白状のおりものでした。
もしかして妊娠したかも?と期待をしましたが、まさかと思いながら生理を待ちました。
しかし予定日を過ぎても生理が来ません。体温も高温期が続いています。さらに私の期待は高まるばかり。
高温期が2週間以上続いたため、妊娠検査薬を使用しました。
ドキドキしながら判定窓を見ると、くっきり線が入っています。
判定結果は「陽性」でした。
印を確認したときの気持ちは、感動しかありません。
この気持ちを忘れたくなかった私は、使用した妊娠検査薬を今でも大切に保管しています。妊娠検査薬を見るとわが子の命を授かった感動が蘇り、初心に立ち返らせてくれます。
妊娠を強く望むほど、早く結果が知りたいもの。
きっと私だけでなく、同じ境遇の人たちも一緒だと思います。
妊娠の可能性に気付くためにも、ふだんから自分の体の変化を知っておく大切さを知ることができました。また妊娠に限らず、自分が健康で元気で生きていくためにも必要であることも。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
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著者:ビロード
年齢:36歳
子どもの年齢:5歳と3歳
やんちゃ盛りの5歳男児とおっとりした性格の3歳女児を育てています。子どもが何歳になろうと、育児の悩みは尽きないものだな~と感じる毎日を送っています。2人目の出産直前までフルタイム勤務をしていたため、仕事と育児の両立の大変さも経験。現在は専業主婦であり、働くママと専業主婦両方の大変さを身に染みて感じています。
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