前回、夫婦で不妊検査を受け、妻が多嚢胞性卵巣であることが分かりました。
今回は不妊治療について書かせて頂きます。
まず流れとしてタイミング法から始まります。
これで妊娠出来たら助かりますがそう簡単にはいきません。
基礎体温を測り排卵日を予測して子作りをするのですが妻は排卵障害であった為
病院で診てもらってもなかなか排卵日の予測が出来なかったのです。
妻は排卵がしにくい体質だったので排卵誘発剤を使って排卵を起こすことになりました。
僕が驚いたのはその方法です。
薬の入った注射器を自分の手で直接お腹に注射するのです!
素人が自分で注射なんてしちゃっていいの!?すっごい痛そう!!
痛みに弱い僕には信じられない光景でした。妻は最初こそ戸惑っていたものの、
何回かこなすうちにすっかり慣れた手つきで出来るようになっていました。
女性はやはり強しです。
タイミング法、排卵誘発剤を使ってみたもののやはり簡単には身ごもりません。
妻は焦っているようでした。僕も然りです。
不妊治療をしていると精神的なプレッシャーを感じてくるようになるのです。
今回はどうか?ダメだったらどうしよう・・・。次こそは・・。
やるべき事はやっているのにどうして出来ないの??
焦っても仕方のないことは分かっているのですがなかなか結果がついてこないことに
不安が募っていきました。
この頃僕は夜勤の仕事をしていたので妻は夜、家に一人きりでした。
一人きりになると不妊の不安な思いがどんどん膨らんでいき心細く辛い時間を過ごしていた様です。
辛い時期に一緒にいることが出来ず僕は申し訳ない想いでした。
妻が精神的にかなり落ち込んでいるのが分かりました。
夜勤の仕事で僕自身も体力的にかなり消耗していました。
夜型の生活には慣れずいつも倦怠感を感じており慢性的に疲労が溜まっていました。
常に眠たくて少しでも時間があれば寝たい、そんな状況で妊活するのが時には負担に
感じることもありました。
夫婦の生活リズムも真逆で1日に共に過ごす時間は1時間程度。
自然とすれ違いが生じます。このままでは良くないなとお互いが感じていました。
僕ら夫婦は一般不妊治療では妊娠が出来なかったので次のステップの人工授精を受けることにしました。
僕らにとって自然に子供を授かるのはハードルが高いことなんだと感じました。
早く子供を授かって不妊治療に終止符を打ちたい、一塁の望みを人工授精に託すことにしたのです。
次回は人工授精について書かせて頂きます。
著者:shin
年齢:31歳
子どもの年齢:1歳0か月
1歳児の男の子のパパです。子育てで感じたことや子育てあるあるを絵日記にしています。皆様に共感して頂けたら幸いです。イラストレーターになることを夢見て日々インスタグラム(shinmopapani)にアップしております!
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